レース展望・予想

格上挑戦でもコース適性でコスモケリア「南昌山賞」（盛岡競馬）

2015/07/19

19日（日）盛岡競馬メイン第9レースはC1級馬による芝1600メートル戦「南昌山賞」（16時50分発走予定）。

◎9 コスモケリア（牝5、佐々木由則厩舎）はC2からの挑戦ですが、過去盛岡芝4戦2勝2着2回と連対パーフェクト。抜群の適性を誇っています。6走前のC1芝・新緑賞（1000メートル）に挑戦。メンバー最速の上がりで2着に突っ込み、続く芝1600メートルでは2着ヤマニンアドーレに9馬身差をつけて圧勝しました。マイル芝の持ちタイムからも通用は明らか。ダート凡走のうっ憤を一気に晴らしたいところでしょう。

○2 デサフィナード（牝4、小林俊彦厩舎）は500万下から転入後、8戦6勝。C2卒業は時間の問題でしょう。新緑賞ではコスモケリアに先着を許して3着でしたが、内に包まれたのが敗因。今回も同じ2番枠ですが、1600メートルなら外に出せるチャンスは十分。盛岡芝2戦目で逆転首位を狙います。

▲1 ヤマニンアドーレ（牝5、伊藤和厩舎）は近走の安定感が目を引きます。盛岡芝も5戦2勝2着1回とまったく問題なし。芝1600メートルは基本が内枠有利ですから絶好枠を活かして好走の期待がかかります。

△4 テンショウティアラ（牝4、畠山信一厩舎）も一発の可能性を秘めています。ここ2戦は相手が強く仕方なしの結果。芝は3戦2着2回。特に水を含んだ芝で最大能力を発揮するタイプ。当日の馬場状態をチェックしてください。

△8 エイシンヨーク（牝4、板垣吉則厩舎）は地方移籍後は着外の連続ですが、デビュー2戦目の芝1400メートル3着。動きが一変するかもしれません。

＜おすすめの買い目＞
馬単　9→2・1・4・8　2→9（5点）
3連単（フォーメーション）　2・9→1・2・4・9→1・2・4・8・9（18点）

南昌山賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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