レース展望・予想

吉原騎手を背にウインバローラス「オパールカップ」（盛岡競馬）

2015/07/12

12日（日）盛岡競馬メイン第10レースは3歳馬による地方競馬全国交流「第16回オパールカップ」（盛岡競馬場芝1700メートル）。優勝馬主には種牡馬サンカルロの配合権利が提供されます。

◎2 ウインバローラス（牡、川崎・河津裕昭厩舎）はデビュー2戦目の福島ダート1150メートルを快勝後、札幌・クローバー賞（芝1500メートル）へ挑戦。0秒1差3着に入りました。その直後、川崎へ転籍。なかなか白星を挙げることができませんでしたが、羽田盃トライアルを快勝。南関東クラシックへ名乗りを上げ、東京ダービーで5着に健闘しました。カギは盛岡の小回り芝対応ですが、札幌と同じ洋芝。コーナーさえスムーズに回ることができれば適性は問題ないはず。鞍上・吉原寛人騎手は盛岡芝を何度も経験しているのも強みとなるでしょう。

○10 ロゾヴァドリナ（牝、大井・森下淳平厩舎）は大井1000メートル・2歳新馬戦を勝ち上がり、盛岡芝・テシオ杯ジュニアグランプリに参戦。終始、外目を回る不利がありながらもパーティメーカーに1馬身差2着。以降は精彩を欠いていましたが、4カ月の休養明け初戦を快勝。見事復活を遂げてオパールカップへ挑戦します。

▲11 レジェンドロック（牡、瀬戸幸一厩舎）は芝重賞2連勝中。ダートとは一変の動きを披露しました。地の利を活かしての地元優勝をもたらすか期待が集まります。

△9 シークロム（牡、千葉幸喜厩舎）は芝ダート兼用のタイプ。最後の詰めが課題ですが、マークは欠かせません。

△4 アヤミーチャン（牝、板垣吉則厩舎）は転入初戦の芝2着。適性では引けを取りません。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2→9　（ボックス）　2・10・11（7点）
3連単（フォーメーション）　2・10→2・10・11→2・4・6・9・10・11（16点）

オパールカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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