レース展望・予想

ミトノグラス距離延長を味方にデビュー2連勝へ「カネヒキリ賞」(門別競馬)

2015/07/28

28日(火)の門別競馬メイン第12レースは、JBC協会協賛スタリオンシリーズ馬主賞「カネヒキリ賞(ターフチャレンジI競走)」(2歳オープン、門別競馬場1800メートル・外回り)。

8月15日(土)JRA札幌競馬、芝1800メートルの2歳オープン特別「コスモス賞」(2着以内の地方馬には札幌2歳ステークスGIIIへの出走権付与)への出走権が懸かる、注目の一戦です。

中心に期待は、この1800メートル外回りへの距離延長が大いにプラスと出そうな◎7 ミトノグラス(牡、田中淳司厩舎・父グラスワンダー)。前走デビュー戦の勝ち時計1分16秒6(1200メートル外回り・良)は特に目立つものではありませんでしたが、2番手追走から息の長い末脚で差し切った走りは「中・長距離向き」との印象を持たせるもの。母の父がエリシオ、半兄にJRAの中・長距離(障害)で活躍したミヤコデラックスという血統背景なら、おそらくただの「印象」ではなく、このレースで実証される可能性が高いとみます。

同厩舎の◯1 トッケンドーナ(牡、田中淳司厩舎・父シンボリクリスエス)は1000メートルの新馬を快勝して挑んだ2戦目の1700メートル特別(JRA認定ウィナーズチャレンジ2競走)で、道営から26日の函館2歳ステークスGIIIに出走(8着)したラプレシオーサの2着に善戦。濃霧の中で7馬身という大きな差を付けられたものの、700メートルも一気に距離を延ばした勝ち馬同士の一戦で激しい2着争いをラストまで踏ん張ったのは高い潜在能力の証。今回はさらに100メートル延びますが、母の父キングマンボというこの馬も、プラスにこそなれマイナスには働かないでしょう。

さらに田中淳司厩舎3頭目の▲3 プレイザゲーム(牡・父パイロ)も今季最初の2歳新馬戦(JRA認定スーパーフレッシュチャレンジI競走)をハナ差で制し、国内で最も早く施行される2歳重賞「栄冠賞」(H2・門別1200メートル)でも、後にJRA函館2歳ステークスに挑んだ(4着)タイニーダンサーの3着に食い下がるなど、早くからハイレベルな走りを見せ続けている優駿。この上位3頭は、展開次第でまるっきり着順が入れ替わる可能性も十分でしょう。

あとは3連勝のヒモ穴で、△2 タービランス(牡、若松平厩舎・父パイロ)、△5 コパノディール(牝、角川秀樹厩舎・父エンパイアメーカー)、△4 マホウジン(牡、齊藤正弘厩舎・父カネヒキリ)を押さえます。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 7・1・3(6点)
3連単(フォーメーション) 7・1・3→7・1・3→7・1・3・2・5・4(24点)

カネヒキリ賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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