レース展望・予想

降級有利なピッツネイル「金沢犀川賞」（金沢競馬）

2015/06/23

6月23日（火）に行われる金沢競馬のメインレースは、第10レースの今年初めて行われる古馬とのJRA交流戦「金沢犀川賞」（A3以下B1以上・中央500万下、金沢競馬場1500メートル）です。

クラスが下がって再び500万下で走れるJRAの◎9 ピッツネイル（牝4、河内洋厩舎）が人気を集めそうです。前走の1000万下は久々の芝コースとあって後方追走のままに終わりましたが、未勝利脱出は笠松、2勝目も園田と自信を持っている地方交流レースなら巻き返しは可能です。外枠に入ったことも歓迎で、中団から一気にまくって瞬発力の違いを見せた2走前の園田交流戦を彷彿させる勝ちっぷりが見込めます。

JRAの○2 マッセナ（牡4、鈴木孝志厩舎）も地方交流レースでの良績が多く、地方の小回りコースの方がスピードを発揮できています。昨年末には同じ500万下条件の金沢交流戦にも参戦しており、逃げてハナ差の2着に好走しています。その後なかなか2勝目を挙げられずにいますが、前走の笠松交流戦でも3着に踏ん張っており、二度目の金沢で今度こその構えです。

地方交流初参戦の名古屋で一変し、未勝利を脱出したJRAの▲6 モアザンイナフ（牡3、加用正厩舎）も小回りコースへの適性は高そうです。クラスは上がりましたが、出遅れずに好位をキープできれば、2番手追走から楽に抜け出した名古屋交流戦の再現がありそうです。

地元勢では△1 トウショウカズン（牡8、佐藤茂厩舎）と△4 シュリメジャー（セン5、高橋俊之厩舎）に期待したいです。特にトウショウカズンは元中央オープンの実力馬だっただけに500万下相手なら底力上位の存在です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　9⇔2・6・1（6点）
3連単（フォーメーション）　9→2・6・1→2・6・1・4　2・6・1→9→2・6・1・4（18点）

金沢犀川賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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