レース展望・予想

伏竜S勝ちのクロスクリーガー中心「兵庫チャンピオンシップ」（園田競馬）

2015/05/06

6日（振・水）の園田競馬メイン第10レースに「第16回兵庫チャンピオンシップJpnII」（3歳定量、園田競馬場1870メートル）が行われます。

12年から昨年まで3年連続で上位5着までを独占、第3回から13連勝中のJRA勢が今年も優位です。JRA勢ただ1頭の3勝馬◎12 クロスクリーガー（牡、JRA・庄野靖志厩舎）が手綱もコース熟知の岩田康誠騎手で中心です。阪神ダート1800メートルの新馬戦で2着に大差（2秒1）を付けています。4番手の内々を進んで直線で抜け出すと引き離しました。2走目の芝は6着に敗れましたが、3走目の樅の木賞（阪神ダート1800メートル）を好位追走から差し切って2勝目です。そして、前々走は初めての左回り（東京）で3着後が伏竜ステークスです。スタートを決めて2番手をキープから4コーナー過ぎに先頭に立ちました。ゴール前で鋭く伸びたリアファルにクビ差まで迫られましたが、着差以上の強さでした。この兵庫チャンピオンシップで、伏竜ステークスの勝ち馬は過去4勝、2着3回（5着1回）と堅実なのも心強いデータです。

○3 リアファル（牡、JRA・音無秀孝厩舎）が伏竜ステークスでクビ差の逆転を狙います。半兄には、一昨年の大井・ジャパンダートダービーJpnIの勝ち馬で前走ダイオライト記念JpnIIを制したクリソライトがいます。新馬戦、500万は好位から勝負強いレースでした。ここもクロスクリーガーをマーク策に出そうです。

伏竜ステークスは3着同着でしたが直線の伸びは良かった☆7 タンジブル（牡、JRA・黒岩陽一厩舎）、近2走の芝はひと息もダート2戦2勝△9 ノーブルヴィーナス（牝、JRA・牧浦充徳厩舎）、繰り上がったダート2勝の戸崎圭太騎手・△1 ポムフィリア（牝、JRA・高橋裕厩舎）など他のJRA勢が続きます。

地元勢では、デビューから7連勝している地元の菊水賞馬▲6 インディウム（牡、田中範雄厩舎）がどこまで食い込めるか注目です。無敗の魅力はありますが、スピード的に単穴の評価にしました。このレースを叩いた後の兵庫ダービーを楽しみしましょう。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　12⇔3・6・7・9・1（10点）
3連単（1軸流し）　12→3・6・7・9・1（20点）

兵庫チャンピオンシップの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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