レース展望・予想

エスワンプリンスが戦線復帰「九千部山賞」（佐賀競馬）

2015/05/30

30日（土）佐賀競馬メイン第9レースは「第3回九千部山賞」（オープン(A1A2級)、佐賀競馬場1400メートル）。佐賀の短距離巧者が揃ったレースとなりました。

◎2 エスワンプリンス（牡6、手島勝利厩舎）が、昨年末の中島記念以来の戦線復帰となります。前走の後は春に適距離の目標レースがないこともあり、喉の手術を行っています。3月には北海道から帰厩し、次の目標は園田FCスプリント（6月18日、園田820メートル）の連覇となります。休養明け初戦とはいえ、地元勢同士のここは負けられない一戦です。

○8 タガノブリガデイロ（牡9、九日俊光厩舎）は、前所属地の兵庫では1400メートル以下で21勝を挙げています。1月に佐賀へ転入し、1400メートル戦のみを使われて、A2級普通競走を目下のところ4連勝中です。特別クラスとの対戦は、1月の転入初戦以来となりますが、そのレースではプルーフポジティブから5馬身（コンマ9秒）差を付けられたものの2着を確保しています。今回はエスワンプリンスが強敵ですが、同馬は休養明け初戦なだけに、連勝の勢いで逆転まで考慮しておきたいところです。

▲5 ケージーヨシツネ（牡7、井樋明正厩舎）は、JRAからの転入初戦だった前走の高千穂峰賞（5月2日、1400メートル）では、逃げたコスモウィローの直後を追走し、ゴール前で同馬を半馬身（コンマ1秒）交わして勝利しています。

△4 コスモウィロー（牝6、山田義人厩舎）は、中島記念以降はやや不振でしたが、3走前の祖母山特別（4月19日、1400メートル）で勝利を挙げ、ここ3走は2勝、2着1回と復活してきました。今回はエスワンプリンスとの先行争いが注目されます。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2→8・5・4　8→2（4点）
3連単（フォーメーション）　2→8・5・4→8・5・4　8→2→5・4（8点）

九千部山賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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