レース展望・予想

末脚勝負ならトモエエーカン「黒岳特別」（ばんえい帯広競馬）

2015/05/25

5月25日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「黒岳特別」（B1級-1組）が行われます。脚質に一長一短があり、重量も前走時より10～40キロの増量もあり、非常に勝ち馬が絞りづらい特別戦と言えます。

◎3 トモエエーカン（牡9、小林長吉厩舎）660キロを本命に推します。障害に注文がつく馬が多いメンバー構成なら降りる位置で勝ち負けが決まりそうで、末脚の持ち主トモエエーカンに期待がかかります。前走のスーパートレーナー賞では1番人気に支持され、1着馬キンノカミの12秒7差の4着。B級選抜戦だっただけに、やや不満が残る成績でしたが、今回は西謙一騎手に乗替わります。障害に注文がつく馬の手替わりは好結果に繋がることが多くあります。

○4 ヤマトジャイナー（牡9、岩本利春厩舎）660キロが対抗です。今季は5戦して、初戦がマゴコロに3秒9差をつけて1着、2戦目もマルモスペシャルに2秒2差をつけて1着。2連勝の後は、ユウトウセイ、カゲホウトウの僅差2着で、前走はホクショウメジャーに3秒3差をつけて快勝と、連対率10割のパーフェクトな競馬を続けています。今回は昇級戦で力が試される一戦。昨季は、成績にムラがあるタイプで、信頼度に欠ける馬でしたが、安部憲二騎手との相性が良く好調を維持しています。

▲1 ライデンロック（牡10、今井茂雅厩舎）660キロが3番手。今季から今井厩舎に転厩し、乗替わりもあってか、それまでの鋭い脚も見られなくなっていますが、かつては重賞でも人気を集めた実力馬です。持っている本来の力さえ見せたら十分勝ち負けできます。

＜おすすめの買い目＞
馬単　3→4・1・9・10・5（5点）
3連単（フォーメーション）　3→4→1・9・10・5（4点）

黒岳特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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