レース展望・予想

鯱の門特選上位陣の争いか「初夏賞」（佐賀競馬）

2015/05/23

23日（土）佐賀競馬メイン第9レースは「第3回初夏賞」（3歳オープン(1組)、佐賀競馬場1800メートル）。

◎2 レアファルコン（牡、柳井宏之厩舎）は、S1重賞の飛燕賞でダイリンザンに1馬身半（コンマ3秒）差の2着のほか、3歳1組格のS2重賞でも2着が3回と、3歳格付では上位の力を持っています。前走の鯱の門特選（5月10日、1750メートル）では、逃げたマイネルジャストの2番手まで早めに上昇し、同馬を追走しましたが、直線での伸びを欠き、同馬から1秒7差の4着に敗れています。しかし、2、3着馬とはさほどの差は無く、勝ち馬が抜けた今回は巻き返してきそうです。

○11 マドヲアケレバ（牝、東眞市厩舎）は、高知からの転入初戦だった鯱の門特選では、中団を進み、4コーナーで前との差を詰めて、直線ではベルウッドツルギとともに脚を伸ばして勝ち馬から1秒3差の3着でした。門別でのデビュー戦を勝利したほか、高知での1戦も後に花吹雪賞を2着したブルージャスティスからハナ差の2位入線（失格）と、力は持っていそう。佐賀2戦目の今回、前走以上の躍進が期待できそうです。

▲1 ベルウッドツルギ（牡、東眞市厩舎）は、鯱の門特選では3コーナーで△6 エイシンアンカー（牡、土井道隆厩舎）とともに、前を行くマイネルジャストら2頭との差を詰めにかかりました。直線でマイネルジャストが大きく抜け出しましたが、2番手争いを制して同馬から7馬身（1秒3）差の2着を確保しています。4走前の古伊万里賞（3月14日、1800メートル）でも、勝ち馬からは離されたものの、同2着のレアファルコンとはクビ差の3着と健闘しており、優勝争いまで期待したいところです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　2・11・1（6点）
3連単（フォーメーション）　2・11・1→2・11・1→2・11・1・6（12点）

初夏賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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