レース展望・予想

好発進なるかサンバビーン「ヒダカソウカップ」(門別競馬)

2015/05/21

21日(木)の門別競馬のメインレースは第5レース、新設の古牝馬重賞「第1回ヒダカソウカップ(H3)」(3歳以上牝馬、門別競馬場1600メートル・内回り、JBC協会協賛スタリオンシリーズ「ヴァーミリアン賞」、17時10分発走予定)。

まだナイター未対応の内回り1600メートルでの施行ということで夕刻17時10分の発走ですが、三冠馬クラキンコ&道営記念馬ショウリダバンザイらの引退で昨季はいったん手薄になってしまった古牝馬勢に、再び厚みが出てきた中での新設重賞ということで大いに盛り上がりを見せそうです。

◎4 サンバビーン(牝5、田中淳司厩舎)はJRA・準オープン勝ちの実績を引っさげ、勇躍転入してきた新顔。JRA5勝(未勝利勝ちは地方交流=園田)の実績はココに入れば大威張りできるレベルですし、入厩後の調整もゲート練習を含め順調に進んだもようなら、初戦から期待に応える走りを見せてくれる可能性が高いとみます。田中淳司師によると、今回のホッカイドウ転入はグランダム・ジャパン(GDJ)2015古馬シーズン女王をめざしてのものだそう。GDJ2013・2歳シーズンをカクシアジで制し、同古馬シーズンでシャイニングサヤカ2位、同2012・古馬シーズンでサクラサクラサクラ3位と実績を積み重ねてきた同師に白羽の矢が立ったのでしょう。JRA5勝でオープンまで出世した古牝馬のホッカイドウ転入はそうそうないケースだけに、陣営も当然、相当に気合が入っています。今回だけでなく先々まで注目してもらいたい一頭と言えるでしょう。

その相手には、初々しい3歳勢2頭をピックアップ。◯7 ルージュロワイヤル(牝3、角川秀樹厩舎)は、昨年の2歳時、日本一早く行われる2歳重賞「栄冠賞」で人気に推されたほどの素質馬。体質に弱いところがあり、結果出世は後れてしまいましたが、今季初戦の豪快な勝ちっぷりは関係者も2歳後半の鬱憤を一気に晴らせたのではと思わせるほど鮮やかなものでした。いずれは牝馬のトップも狙えるだろう逸材、古牝馬重賞初挑戦でどれだけの走りを見せられるかに注目です。もう一頭の▲12 ジュエルクイーン(牝3、田中正二厩舎)は、昨年の2歳牝馬ダートグレード「エーデルワイス賞JpnIII」で2着に食い込み、その勢いでGDJ2014・2歳シーズン女王に輝いた実績馬。移籍した名古屋・川西毅厩舎で3歳シーズン女王にも挑みましたが、こちらは東海地区の小回りに苦しんだ面もあり古巣に再転入してきました。広くてコーナーの緩い門別コースに戻れば、2歳時の走りを取り戻せる可能性も高そうで、上位争いに顔を出してくる可能性も十分とみます。

3連勝式のヒモ穴には、昨年のノースクイーンカップ(H2)2着馬△1 ハッピーメイカー(牝6、山田和久厩舎)、転入初戦の前走オープン特別で4着に追い込んだ△2 スターライラック(牝6、原孝明厩舎)、内回りで身上の切れ味を活かせそうな可能性秘める△10 ニュアージゲラン(牝6、齊藤正弘厩舎)を拾います。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔7・12(4点)
3連単(フォーメーション) 4→7・12→7・12・1・2・10 7・12→4→7・12・1・2・10(16点)

ヒダカソウカップの出走表はこちら

(文/ひだか)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬