レース展望・予想

断トツの実力トーコーヴィーナス「東海クイーンカップ」(名古屋競馬)

2015/04/21

4月21日(火)の名古屋競馬メイン第10レースは「第21回東海クイーンカップ(SP1)」(3歳牝馬、名古屋競馬場1600メートル)。グランダム・ジャパン(GDJ)2015の3歳シーズンに組み込まれた地方全国交流の重賞レースには、兵庫、高知、佐賀からの遠征勢4頭と東海勢7頭の11頭が激突します。

中心は兵庫の◎4 トーコーヴィーナス(吉行龍穂厩舎)。すでに重賞4Vの高キャリアを誇り、通算11戦10連対(8勝)。ただ1度崩れたのも、兵庫ジュニアグランプリJpnII(昨年11月・7着)のみ。断トツの実力の持ち主です。2走前の名古屋・梅桜賞では悠々と6馬身差で逃げ切り勝ち。前走もハイレベルの浦和・桜花賞(2着)で、昨年のNARグランプリ2歳最優秀牝馬ララベルと互角の勝負を演じ、改めて高い能力とセンスをアピールしました。距離、相手やコースに、輸送競馬も問わず結果を出し続けるエリートが、この中間も順調とあれば、もちろんV最短の存在だ。

東海勢のエースは○10 ジュエルクイーン(川西毅厩舎)。GDJ2014の2歳チャンピオンで、1月笠松のゴールドジュニアに、前走の3月名古屋・若草賞でも貫禄と力の違いで重賞ゲット。位置取りが後方で勝ち味の遅かった2歳時より成長した姿をのぞかせています。地元ファンの見つめる前で、打倒トーコーヴィーナスを目指します。

▲5 ハナノパレード(迫田清美厩舎)もスピードが非凡。若草賞ではぴったりマークされたジュエルクイーンに完敗しましたが、2走前のスプリングカップでは軽快なピッチで逃げて優秀な勝ちタイムで優勝しています。同タイプの強力なトーコーヴィーナスが控え、楽なレースは望めませんが、スピード対決はみどころのひとつ。

4連勝中の△8 アナザーデイ(今津勝之厩舎)の勢いも注目したい。大幅にメンバーが強化された上、重賞初挑戦ですが、当地5戦5連対と底を見せていない未知の魅力を秘めています。また前走は体重減が敗因の一因だった△3 ブラックスキャット(原口次夫厩舎)の巻き返しにも期待がかかります。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔3・5・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 4→3・5・8・10→3・5・8・10 3・5・8・10→4→3・5・8・10(24点)

東海クイーンカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬