レース展望・予想

重賞初制覇なるかナンディン「スプリングカップ」(金沢競馬)

2015/04/19

金沢競馬の今年初めての重賞「第25回スプリングカップ」(金沢競馬場2000メートル)が、4月19日(日)のメイン第10レースで行われます。

昨年の年度代表馬ケージーキンカメは仕上がりが間に合わず、開幕戦を勝ったジャングルスマイルは30日の笠松のオグリキャップ記念に向かうため姿はなく混戦ムードが漂います。

この2頭が不在なら◎8 ナンディン(牡5、佐藤茂厩舎)に注目が集まります。昨春JRAから金沢に移籍すると14連勝で一気にA級へ上り詰め、初の一線級との対戦となった昨年末の中日杯でも3着まで追い上げて、トップクラスでも通用することを証明しました。今季初戦となった開幕戦のA2組ではまだ余裕残しの馬体ながら、直線先に抜け出した△6 トウショウプライド(牡5、佐藤茂厩舎)をゴール前で一気に捕らえて、強さを見せつけました。直線の追い比べ勝負に持ち込めば、重賞初制覇が期待できます。

○9 タツミリュウ(牡7、加藤和義厩舎)は転入初戦の前走、左前脚骨折で約1年1カ月ぶりの上にダート戦の経験がなかったため半信半疑でしたが、いきなりジャングルスマイルの2着に粘り込んで、金沢でもやれる手応えをつかみました。中央では芝の1800メートル戦までの連対経験しかなく距離延長が課題となりますが、先手を奪ってペースを握ることができれば我慢できそうです。

▲2 アキレウス(牡4、鈴木正也厩舎)は今季まだ連対がありませんが、毎回シャープな末脚は繰り出しています。今回距離が延びるのは歓迎で、吉原寛人騎手との新コンビでどこまで追い上げることができるか興味深いです。

昨年のこのレースの覇者△1 セイカアレグロ(牡10、佐藤茂厩舎)も冬場休養した効果で持ち直してきています。積極的に運べれば変わる可能性はあります。

<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 8・9→8・9・2・6・1(8点)
3連単(フォーメーション) 8・9→8・9・2・6・1→8・9・2・6・1(24点)

スプリングカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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