レース展望・予想

名古屋のキング&クイーンが激突!「東海桜花賞」(名古屋競馬)

2015/04/10

4月10日(金)の名古屋競馬メイン第10レースは「第55回東海桜花賞(SP1)」(名古屋競馬場1400メートル)。「かきつばた記念JpnIII」のトライアルレースで、北陸・東海・近畿地区交流戦に、今年は4頭の遠征勢と東海勢8頭がフルゲートで対戦します。

ハイレベルで多くのみどころが詰まった争いですが、一番のポイントは名古屋の「キング&クイーン激突」。もちろんキングは、名古屋記念、梅見月杯と重賞連勝で復活をアピールし、前走の名古屋大賞典JpnIIIで5着に健闘した◎6 サイモンロード(セン7、角田輝也厩舎)。昨秋の去勢手術で懸念材料だった気性面の不安がなくなり、スランプ脱出に成功。強くて速い姿を取り戻しています。クイーン相手に「新生サイモンロード」が昨春の雪辱を果たしたい。

クイーンは、昨年のNARグランプリ4歳以上最優秀牝馬にも輝いた○9 ピッチシフター(牝5、川西毅厩舎)。ダートグレード競走の常連で、難敵JRA勢相手にしのぎを削っています。JBCレディスクラシックJpnI以降、冬場を休養に充て、ここから復帰するローテーションは昨年と全く同様。追い切りで軽快な動きを見せたように仕上がり上々で、休み明けも苦にしないタイプ。連覇を決めて今年も復帰戦で好スタートを切りたい。

新興勢力の▲10 トップフライアー(牡6、今津博之厩舎)の勢いは軽視できません。転入後3戦をいずれも余裕十分の逃げ切りで圧勝。中央時に準オープンでも主導権を握っていた快速馬は、小回り名古屋でスピードを最大限生かしているようです。強敵相手でも大仕事は可能。

遠征勢では未知の魅力ある兵庫の△8 エナエビス(牡4、田中範雄厩舎)に一番の期待がかかります。通算14戦10勝の実績があり、連対を外したのが兵庫ダービー5着と競走中止のわずか2回だけの素質馬。初輸送など手探り面は多いものの、不気味な1頭でしょう。1月笠松の白銀争覇でノゾミダイヤにクビ差まで迫った好調△11 エーシンユリシーズ(牡6、兵庫・橋本忠男厩舎)も当然勝ち負け候補だ。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔8・9・10・11(8点)
3連単(フォーメーション) 6→8・9・10・11→8・9・10・11 8・9・10・11→6→8・9・10・11(24点)

東海桜花賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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