レース展望・予想

バレーナボスの勢いを買う「兵庫県競馬施設利用協会特別」(園田競馬)

2015/04/07

7日(火)の園田競馬メイン第10レースに「兵庫県競馬施設利用協会特別」(A2、園田競馬場1700メートル)が行われます。

A2昇級初戦を差し切った◎6 バレーナボス(牡4、荒山義則厩舎)が連勝でオープンA1なるか。JRAでは芝を多用(ダートは1走7着)して新馬戦3着が最高でした。昨年10月の兵庫転入後はC2、C1を4連勝しました。向正面一気のスパートでまくり切って2着以下を3馬身半、7馬身、3馬身、4馬身とちぎっています。B2初戦は2番手で折り合って田中学騎手・ピラミッドが3コーナーで先頭に立って上がりを伸ばされ2着完敗です。続くB2とB1を連勝後の前々走は差し馬が有利とも言われる7頭立てに落とし穴がありました。大逃げを打ったトウショウパシオンの2、4番手から4コーナー手前で抜けたボストンリョウマ、マコトヴォカシオンに上がり3ハロン37秒4と37秒7で走られては4番手から37秒4では届ききません。そのウサを晴らしたのがA2に昇級した前走です。前半にペースが上がらず大外枠だったのも味方しました。スタンド前では4番手まで進出して先行勢を射程圏に。3コーナー3番手、4コーナー2番手、直線では、先頭に立っていたナニハトモアレに並びアッと言う間に3馬身半差です。今回はその再現を狙います。

昨年の兵庫ダービー馬○11 トーコーガイア(牡4、吉行龍穂厩舎)が相手筆頭です。園田金盃、新春賞、前走の佐賀・はがくれ大賞典など重賞では着外でしたが、A2は1、3着です。昨年12月にはトゥルーカラーズ以下を差し切って、前々走は好位を進んでイチザゴールドに1馬身半+アタマ差でした。着実に力は付けています。

田中騎手が初めて手綱取る▲9 スターボード(牡8、山口浩幸厩舎)が脅威です。スタートを決めて主導権、雨馬場も援軍で粘り込みを狙います。JRA4勝馬☆7 ナニハトモアレ(牡9、新子雅司厩舎)、折り合いの競馬で△8 ヒシストーミイ(牝5、盛本信春厩舎)、木村健騎手・マジカルドラゴン(牡5、田中範雄厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 6・11・9・7・8(20点)
3連単(ボックス) 6・11・9・7(24点)

兵庫県競馬施設利用協会特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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