レース展望・予想

転入初戦の内容際立つマイネルコンキスタ「こいぬ座特別」(名古屋競馬)

2015/02/09

2月9日(月)の名古屋競馬メイン第10レースは「こいぬ座特別」(B級1組、名古屋競馬場1400メートル)。

出走馬全10頭が勝ち上がり組でハイレベルな争いですが、前走の豪快勝ちっぷりが際だっていた◎6 マイネルコンキスタ(牡6、坂口義幸厩舎)に魅力を感じます。中央からの転入初戦で、ダート実績ひと息もあって、不安要素は多かったですが、あっさり吹き飛ばす4馬身差をつけた快勝劇。発馬ひと息で後方からの競馬も余儀なくされましたが、外々をひとまくりで仕留める派手な名古屋デビューで、能力の高さをアピールしました。平場→特別戦になりますが、中央500万下での入着経験から計っても力量的になんらヒケを取りません。なにより、転入2戦目で上積み材料も大きくV最短の存在だ。

○3 コスモナーダム(牡4、井手上慎一厩舎)も中央からの転入戦の前走をキッチリ白星デビューで飾ってみせました。中央では芝ばかりで使われていましたが、ダートと小回り適性があるのも証明した勝ち星でした。昇級戦で、しかも特別戦とハードルは高くなりますが、非凡なスピードと地力は軽視できません。

レベルの高かった前走のジョッキーシリーズB級特別戦を快速逃げで決めた▲10 メイケイハリケーン(セン4、今津博之厩舎)の好調さも見逃せません。12月C級10組の7馬身差圧勝劇から5戦連続連対中。ハナを切った時の強さと粘りに特に定評があります。同タイプの先行ライバルが多いだけに、スタートや流れがポイントを握りそうです。

また最近2走の連勝内容がいい△5 ノブジョプリン(牝4、角田輝也厩舎)や、最内の1枠がプラスに作用しそうな△1 フューリアイズ(牝5、今津博之厩舎)も差はわずか。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔1・3・5・10(8点)
3連単(フォーメーション) 6→1・3・5・10→1・3・5・10 1・3・5・10→6→1・3・5・10(24点)

こいぬ座特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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