レース展望・予想

未知の魅力ディアデラバンデラ「東海クラウン」（笠松競馬）

2015/02/06

2月6日（金）の笠松競馬メイン第11レースは「東海クラウン」（A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1800メートル）。

今開催のラストを締めくくるのは、最上格レースのオープン・東海クラウン。クラスの安定勢力に、新興勢力のディアデラバンデラ、さらに名古屋からロードパルジファルも加わって、興味深い戦いです。

本命は未知なる魅力あふれる◎4 ディアデラバンデラ（セン6、笹野博司厩舎）。手探り面のあった中央からの転入初戦の前走A級4組特選を、中団から強引にひとまくり。インパクト十分のレース内容で7馬身差をつけて圧勝しました。中央時代は芝中心に使われ、ダートわずか1戦（13年1月中京1800メートル、500万下7着）とあって、不安視された砂適性を吹き飛ばす「満点地方デビュー戦」でもありました。一気のメンバー強化になったとは言え、中央500万で2回の3着をはじめ、多数の入着回数から考えれば、全く気後れしません。もちろん2走目で上積みも大きく走りっぷりに注目です。

○7 ロードパルジファル（牡6、田中敏和厩舎）は「2つの意欲挑戦」になります。前走からの連闘策、そして初の笠松出張戦です。コンスタントに名古屋のオープンで勝ち負けを演じていますが、あと一歩及ばない2、3着に甘んじている近況。初コースですが、じれったい現状打破のための意欲的な出張戦は買い材料か。

久々のオープン参戦になるのは▲3 ユーセイクインサー（牝5、笹野博司厩舎）。しかし3歳時に重賞戦線を歩んできたエリート馬だけに全くヒケを取りません。輝きを取り戻した近況の決め脚があれば、あっさりクリアも可能。

ともに勝ち切れない走りが続いていますが、クラスの安定勢力の△6 ドリームカトラス（牡8、伊藤強一厩舎）、△8 バンダムミュートス（セン9、後藤正義厩舎）の地力派2頭も、もちろん軽視できません。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　4⇔3・6・7・8（8点）
3連単（フォーメーション）　4→3・6・7・8→3・6・7・8　3・6・7・8→4→3・6・7・8（24点）

東海クラウンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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