レース展望・予想

好調モードでの転入初戦スズカランクス「名古屋記念」（名古屋競馬）

2015/01/03

1月3日（土）の名古屋競馬メイン第11レースは「第18回名古屋記念（SP1）」（3歳以上ハンデ、名古屋競馬場1400メートル）。

名古屋の新春重賞3連発のトリを飾るSP1。7ハロン戦にスピード自慢が数多くスタンバイ。主導権争いや展開、流れがポイントとなりそうです。

多くの馬にチャンスがある紙一重戦ですが、転入初戦の◎5 スズカランクス（牡8、川西毅厩舎）から狙いたい。2年半の長期休養から復帰した今春は成績ひと息でしたが、8月から前走まで6戦連続してファンの馬券にも貢献。近況は逃げ切り3連勝と勢いが再加速し、好調モードで名古屋へ移籍してきました。4歳時には重賞「道営スプリント」で銀メダルを獲得したスピード派でもあります。6ハロン戦までの経験しかなく、初距離、初馬場にはなりますが、レベルが高い道営でも主導権を握ったイダ天がゴールまで突っ走りたい。

○1 サイモンロード（セン7、角田輝也厩舎）は仕上がり度がカギ。昨年の覇者で、ずっと重賞路線を歩むキャリア上位馬ですが、去勢手術後で約3カ月ぶりの戦列復帰戦。休み明けは苦にしないタイプで、順調に乗り込みましたが、やはり割り引きが必要か。

▲7 メモリージルバ（牡6、塚田隆男厩舎）は前走で復活をアピール。枠有利に主導権を握れたとはいえ、セーフティーリードを保ったまま力強く逃げ切り4馬身差快勝。実績馬が昨年春から続いたスランプ解消とあれば、当然軽視できません。

差し馬向きの展開になれば△3 ラヴァリーオステル（牡7、錦見勇夫厩舎）の浮上も。勝利実績はA級2組特別までですが、冬場が得意なタイプ。テンから激しくやり合えば、好配の使者にならないか。流れに乗ればもちろん、△10 ノゾミカイソク（牡6、錦見勇夫厩舎）もV圏内。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　5⇔1・3・7・10（8点）
3連単（フォーメーション）　5→1・3・7・10→1・3・7・10　1・3・7・10→5→1・3・7・10（24点）

名古屋記念の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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