レース展望・予想

転入初戦でもグロリアスカフェ地力発揮「新春盃」（名古屋競馬）

2015/01/02

1月2日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「第54回新春盃（SP2）」（名古屋競馬場1800メートル）。名古屋の正月シリーズを飾る、名物レースの重賞です。

激戦模様も、JRAから転入初戦を迎える◎9 グロリアスカフェ（牡4、角田輝也厩舎）から狙いたい。中央時代の戦歴はなかなかのもの。未勝利に終わりましたが、デビュー戦の新馬戦から4戦連続2着。その後もコンスタントに勝ち負けを演じ、13戦して【0-5-3-5】。掲示板を外したのは2回の6着だけと、安定した走りは折り紙付きでした。スピードと粘りがセールスポイントで、小回りの地方馬場が合いそうなタイプ。手探り面の多い地方デビューですが、いきなり地力がモノ言うか。

好調キープし続けるのがA級3組特別を2連勝中の○11 ドニゼッティ（牡5、藤ケ崎一男厩舎）。昨年6月の勝利をキッカケに素質開花し、9戦連続連対の快進撃。11月のA級2組特別では終始つつかれた流れで10着大敗を喫しましたが、再び自慢の先行力を披露しています。同タイプは多いですが、流れに乗りやすい外枠は歓迎材料です。

▲8 ライブリヘイロー（牝5、川西毅厩舎）は現在、14戦連続してファンの馬券に貢献し続ける超堅実派。前走は控える競馬で、展開が不向きな面もありました。スムーズな競馬なら巻き返しが期待できます。

詰めは甘いですが、しぶとい走りが身上の△10 ゴールドピューマ（牡5、山内和明厩舎）に、内枠を生かして好ポジションを確保すれば△3 ナムラユキヒメ（牝4、錦見勇夫厩舎）も差がありません。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　9⇔3・8・10・11（8点）
3連単（フォーメーション）　9→3・8・10・11→3・8・10・11　3・8・10・11→9→3・8・10・11（24点）

新春盃の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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