レース展望・予想

B級降級初戦のリリーに期待「大分川賞」（佐賀競馬）

2015/01/04

4日（日）佐賀競馬メイン第11レースは「大分川賞」（オープン(B級1組)、佐賀競馬場1800メートル）。

年明けの番組賞金カットにより、スマーティロジャー、シゲルフクシュニン、リリーの3頭がA2級から降級してきました。そのなかで、◎8 リリー（牝7、西久保政等厩舎）は、12年9月に当時のA3級へ昇級後は、特別クラスでの勝ち星はありませんでしたが、普通競走で7勝を挙げています。昨年は前走の中島記念（12月28日、2000メートル）こそ相手が強すぎ7着でしたが、それ以外のレースはすべて掲示板内を確保していました。中距離戦の実績もあり、降級初戦から優勝争いとなりそうです。

○3 キョウワカイザー（牡5、大垣敏夫厩舎）は、前走のつばき特別（12月21日、1800メートル）では、逃げたテッドの直後の2番手を追走し、両馬で3番手以下を大きく突き放しました。直線で粘りこみを図るテッドを交わして4馬身（コンマ7秒）の差をつけて勝利しています。昨年7月からB級特別（S2重賞）へ出走し、掲示板内は確保していたものの、3着が最高着順となかなか勝利を得られませんでしたが、前走で待望の特別初勝利を挙げました。今回は降級馬や新興勢力との争いとなりますが、引き続き優勝争いまで期待できそうです。

▲4 レアンデル（セン5、中川竜馬厩舎）は、前所属地のJRAではデビュー2戦目からダート中距離戦を使われ、13年7月に勝利を挙げています。その後は長期休養もあり不振でしたが、近走も先行力は見せていました。前走が佐賀転入初戦で、B級3組（12月23日、1400メートル）を逃げ切って勝っています。距離延長の今回、さらなる台頭に警戒しておきたいところです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（フォーメーション）　8・3→8・3・4（4点）
3連単（フォーメーション）　8・3→8・3・4→8・3・4・1（8点）

大分川賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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