レース展望・予想

4連勝の勢いを買ってヒャクマンバリキ「七草特別」（園田競馬）

2015/01/07

7日（水）の園田競馬メイン第10レースに「七草特別」（B2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

昇級戦の◎8 ヒャクマンバリキ（牡4、柏原誠路厩舎）ですが、JRAから転入後C2、C1を各2勝して4連勝の勢いがあります。JRAでは18戦して昨年6月（阪神ダート1800メートル）にはクビ差2着が残っています。2番手を進んで4コーナーでは先行馬に並びましたが、ゴール前で捕まっています。転入後は3コーナー過ぎから動いて4コーナーでは先頭か2番手から押し切っています。前走は逃げたリオヴェラに3、4番手から3コーナー過ぎで並び4コーナーでは先頭に出て4連勝目を飾りました。レース内容から園田コース向きだと思われます。時計的にB2でも十分に通用するでしょう。

相手は逃げる○2 テイクトゥモロー（牡4、小村正也厩舎）です。JRAでは5戦して、先行力が生かせずに6着が最高でした。転入後は6戦して逃げたレースを3勝、好位戦は2着3回とオール連対です。今回は昇級戦ですが、枠を主張して主導権を奪えば一気のシーンも一考です。

追い込み▲9 ミヤビファルネーゼ（牡7、山口浩幸厩舎）が降級4戦目です。JRAでは平場4勝で1600万クラス、障害を1勝しています。兵庫ではA1からのスタートでしたが、未勝利でB2まで落ちてきました。さすがにB2では直線で伸びて2、4、3着です。JRA実績だけでは前述2頭を遙かに凌ぎます。外寄りの枠も味方し、骨折の金具を抜いて今年は初騎乗の大柿一真騎手が思い切ったレースでアッと言わせるかも知れません。

続いて、近況の堅実駆けが魅力☆10 ファンタビュラス（牝6、高馬元紘厩舎）です。門別から最初の転入後3連勝しました。しかし、一昨年の門別帰りは調子を崩してC2まで落ちました。C2の3走目に1年半ぶりに通算4勝目をマークしてから復活してB2に戻ってきました。5戦して3、2、6、6、4着です。外枠から好位をキープなら連争いに加わります。ほか、金沢から転入初戦で先行力がある△5 ダイワベンチャー（牡4、保利良平厩舎）とニシノリアン（牝5、保利良平厩舎）が続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　8・2・9・10・5（20点）
3連単（ボックス）　8・2・9・10（24点）

七草特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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