レース展望・予想

地元同士で巻き返すマイネルバリスター「かきまつり特別」（金沢競馬）

2014/12/22

今年もあと2日間の開催となる12月22日（月）の金沢競馬メイン第10レースは「かきまつり特別」（A3組、金沢競馬場1400メートル）です。

地元馬同士なら◎2 マイネルバリスター（牡4、鋤田誠二厩舎）を見直せます。2走前に金沢のサラブレッド連勝記録更新を狙ったナンディンをハナ差退ける金星を飾ったことから、前走の中央500万下とのJRA交流でも上位人気に支持されましたが、ハナを奪う自分のレースをまったくさせてもらえず、11着の最下位に沈みました。現状では先手を奪ってマイペースの逃げに持ち込むのがベストなだけに、今回は何が何でもハナに立って、追撃を振り切りたいところです。

○7 チャームドライフ（牡7、赤間亨厩舎）は逆にそのJRA交流戦で5着まで追い上げて、強敵相手でも崩れない安定感を見せました。ここ2走は発馬で後手を踏んで追走で置かれており、距離が短くなるのは不安もありますが、中央から転入してきてまだ掲示板を外していない堅実な差し脚は信頼できます。出遅れず中団ぐらいに付けられれば、逃げるマイネルバリスターをゴール前追い詰めれそうです。

▲4 アルファジョイー（牡5、加藤和義厩舎）は前走も先手争いに敗れて8着と、転入初戦2着に好走して以来やや人気に反しています。今回もマイネルバリスターがいてハナ争いは厳しくなりそうですが、競り合わずに外目2番手から追走できれば、1400メートル戦なら粘り込むチャンスはありそうです。

マイネルバリスターとアルファジョイーがともにハナを譲らない展開になれば、前走2着に追い上げた△1 エイシンスバルボシ（セン3、佐藤茂厩舎）や、末脚は切れる△6 スガノタイトル（牡5、金田一昌厩舎）にも出番がありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2→7・4・1・6（4点）
3連単（フォーメーション）　2→7・4・1・6→7・4・1・6（12点）

かきまつり特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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