レース展望・予想

ナナノチカラが力の違いを見せつける「レディースカップ」（ばんえい帯広競馬）

2014/12/14

12月14日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「レディースカップ」（4歳以上牝馬）が行われます。

クインカップ優勝馬のナナノチカラ、2着クインフェスタ、4着コウシュハクィーンの今シーズン活躍著しい4歳牝馬勢が主流をなしそうですが、5歳以上にも実力馬が多く、荒れる要素十分な特別戦といえます。

◎4 ナナノチカラ（牝4、小北栄一厩舎）710キロを本命に推します。クインカップ優勝後は休養し、中間の稽古も順調に積んでいます。今季はクインカップ優勝も含めて15戦2勝、3着5回の成績ですが、2着なしが示す通り勝ち負けがはっきりしたタイプといえます。スタートからの折り合いがつかずに差して届かずのレースも多くありますが、クインカップでは流石といえる走りを披露していました。重量的には古馬と比較しても厳しいものがありますが、今の馬場はナナノチカラがいちばん走れる状態といえます。

○2 クインフェスタ（牝4、金田勇厩舎）700キロが対抗です。安定感でいっても、今季は19戦5勝、2着3回、3着4回の好成績を挙げています。馬場状態、相手関係に左右されずに、自分の競馬ができる強みがあります。

5歳以上では▲5 ダイリンビューティ（牝7、小林長吉厩舎）700キロが有力といえます。先行力も障害力も若馬に一歩も引かないレースができるスピードタイプです。

△1 コウシュハクィーン（牝4、皆川公二厩舎）700キロが4番手。勝ちきれないレースが続いていましたが、前走でようやくアアモンドヤマトに1秒4差をつけて1着。今回も力量的には互角といえますが、苦手意識のある1コースなので△です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　4→2・5・1・8（4点）
3連単（フォーメーション）　4→2→5・1・8（3点）

レディースカップの出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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