レース展望・予想

実力断然キクノメテオ「古太尽特別」（笠松競馬）

2014/11/26

11月26日（水）の笠松競馬メイン第10レースはJRA交流「古太尽（こだいじん）特別」（A級3組・中央500万下、笠松競馬場1400メートル）。

「中央勢のボックス馬券を買っておけば間違いない」。口の悪い東海地区ファンから、こんなウワサ話が頻繁に聞こえてくる昨今の交流レース。今回もまた中央勢が、地力を見せつけ、上位独占劇となるのでしょうか。

主役はもちろん、実力断然の◎6 キクノメテオ（牡4、JRA・森田直行厩舎）。新馬勝ち（阪神ダート1200メートル）した素質馬で、休養前の今春3月には500万（中京ダート1200メートル）を押し切った実績馬でもあります。手探り面が残る転厩初戦に、休み明けですが、放牧先で乗り込まれ、そこそこのデキが見込めるとのこと。ワンクラス上のスピードと底力がモノいうか。

○5 キングオブタイム（牡3、JRA・加用正厩舎）が逆転候補筆頭。初モノづくしの地方遠征と短距離戦ですが、先行タイプで地方の小回り馬場が大きくプラスに作用する可能性が高いでしょう。放牧明けでも上々の仕上がりで、いきなり臨戦態勢も整っています。あっさり劇があっても驚けません。

▲8 キーブランド（牡5、JRA・宮徹厩舎）は安定感が魅力。勝ち味は遅いですが、500万で2着3回をはじめ、入着も多数ある安定勢力。前走に続く笠松遠征で、2走目も上積み材料です。

ひと息入れた効果がどうでるかの△10 クリノロッキー（牡4、JRA・作田誠二厩舎）に、新馬勝ちした短距離戦（芝1200メートル）へ変化を求めてきた△2 クリノジュロウジン（牡3、JRA・川村禎彦厩舎）も3連単にはマークしたいです。

地元5頭のうち、一番の期待はシャドウフェアリー（牝5、川嶋弘吉厩舎）。A級では勝ち星はないものの、復帰戦の前走B級1組特別を余裕あふれるまくり快勝劇で仕留め、再びA級入り。2走目でさらに前進なら中央勢に一矢報いていいでしょう。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　6⇔2・5・8・10（8点）
3連単（フォーメーション）　6→2・5・8・10→2・5・8・10　2・5・8・10→6→2・5・8・10（24点）

古太尽特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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