レース展望・予想

クラス下がったトウショウバラード「山中節唄いやんこ特別」（金沢競馬）

2014/11/16

11月16日（日）の金沢競馬のメインレースは、第9レースの「山中節唄いやんこ特別」（A2組、金沢競馬場1500メートル）です。

スピード自慢の快速馬がそろって先行激化は必至で、波乱含みな一戦になりそうです。それでもA1組で勝ち負けを演じている◎7 トウショウバラード（牡5、佐藤茂厩舎）が、人気を集めそうです。押し切りで連勝が期待された前走のA1組でしたが、直線に入ると休み明けのジャングルスマイルに一瞬で交わされてしまい2着でした。それでもハイペースで4コーナーまでレースを引っ張り、交わされても崩れなかった内容は評価できます。今回はメンバー的にハナを主張するレースは難しそうですが、クラスが下がっていることから、外め好位から前々をにらんで運んでいければ直線抜け出しが狙えそうです。

○9 ルールゴールド（牡4、高橋道雄厩舎）は1900メートル戦だった前回のA2組で、勝ったサクラブライアンズに最後まで食い下がりアタマ差の2着でした。まだ馬体重が完全に戻りきっていない状態ながらよく駆けています。今回は距離が短くなってペースは一変しそうですが、先団から離されずに追走できれば、再び際どい勝負に持ち込めそうです。

▲5 シューサクオー（セン5、加藤和義厩舎）は1900メートル戦だった前回のA2組でも4着に逃げ粘り、課題だった折り合い面が改善していることを証明しました。しかし何といっても持ち味が生きるのは短距離戦です。1500メートル戦なら一気に押し切れるスピードはあるだけに、今回も引き離して逃げて、直線どこまで持ちこたえられるかに注目が集まります。

前走復活Vを飾り今回も展開が向きそうな△4 セレブリティトーク（牝5、吉井敏雄厩舎）や底力はある△2 マーベラスキング（牡7、黒木豊厩舎）の流れ込みも警戒したいです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　7→9・5・4・2（4点）
3連単（1軸流し）　7→9・5・4・2（12点）

山中節唄いやんこ特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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