レース展望・予想

ブラゾーハリー中心だが他馬にもチャンスあり「霜月特別」（盛岡競馬）

2014/11/10

今シーズンの盛岡開催も10日（月）で全日程を終了。次週から戦いの舞台は水沢競馬場へ移ります。JBCを頂点に数々の激戦を繰り広げてきましたが、フィナーレも熱い戦いを期待したいと思います。メイン第10レースはA級一組「霜月特別」（盛岡競馬場ダート1800メートル）。

◎8 ブラゾーハリー（牡6、佐藤敏彦厩舎）は南関東B2から転入しアッサリ2連勝。前走は3歳ナンバー1・ライズライン相手に8馬身差で圧勝しました。ライズラインは休み明けだったにせよ、ひと叩きされて不来方賞を制し、二冠を獲得。ブラゾーハリーの実力は相当レベルと見ていいでしょう。ただ体調万全とはいい難く、ほかの馬にもチャンスがありそうです。

○7 コパノツイテル（牡5、櫻田浩樹厩舎）は再転入2戦目を見事逃げ切り勝ち。盛岡1800メートル3戦3勝としました。この勝利で状態はさらにアップ。距離適性を前面に逆転首位を狙っています。

▲3 ウインベルカント（牡7、板垣吉則厩舎）は転入後、3着が最高ですが、伝統重賞・みちのく大賞典3着が光ります。前走・けやき賞は6着に終わりましたが、JRA1000万下との対戦では仕方なし。地元同士ならば反撃に出て不思議はありません。

△9 マイネルヴァルム（牡6、板垣吉則厩舎）は青藍賞除外後は精彩を欠いていますが、自分の競馬もできなかったのも事実。スンナリの流れになれば粘りを発揮。展開次第で残り目があります。

△1 コスモフィナンシェ（牡5、板垣吉則厩舎）はけやき賞で10着でしたが、久々の1800メートルにもとまどった印象。距離2度目で侮れなくなりました。

＜おすすめの買い目＞
馬単　8→7・3・9・1　7・3→8（6点）
3連単（フォーメーション）　7・8→3・7・8・9→1・3・7・8・9（18点）

霜月特別の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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