レース展望・予想

無敗トーコーヴィーナスの5連勝が濃厚「兵庫若駒賞」（園田競馬）

2014/10/30

30日（木）の園田競馬メイン第10レースに未来優駿2014・第6戦「第7回兵庫若駒賞」（2歳定量、園田競馬場1400メートル）が行われます。JRA認定競走で、兵庫ジュニアグランプリJpnIIのトライアルです。

◎5 トーコーヴィーナス（牝、吉行龍穂厩舎）がデビュー4連勝の圧倒的な成績で抜きん出た存在です。その上に、相手候補と思われていたショウリが金沢へ転出、フセノダイヤが故障してしました。2、3着探しが余計、厄介になりました。トーコーヴィーナスは、何度も書いていますが、セリで3150万円の高馬です。母ホーネットピアスは桜花賞GI3着馬です。兄姉にはJRA5勝コンノートを筆頭に4、3勝馬などもいます。デビュー戦はフセノダイヤに2馬身半差で完勝の逃げ切りです。2戦目も2番手から早め先頭に立って、フセノダイヤを2馬身半差です。主戦の木村健騎手が腰部捻挫で休養中だった3戦目の園田プリンセスカップは攻め馬に乗っている小谷周平騎手がレースでの初騎乗でした。その影響か1番人気を譲ったショウリのハナを抑えて逃げ切りました。そして、前走のJRA認定では木村騎手に戻って、逃げたフセノダイヤを3コーナーで交わして、またまた2馬身半差です。メンバー的によほどのアクシデントがない限り、5連勝で重賞2勝目です。

園田プリンセスカップ4着○8 ポムショコラ（牝、森澤友貴厩舎）が相手筆頭です。同レース2、3着は笠松、門別所属馬ですので地元馬では2番手で、ショウリに先着しました。初出走は820メートルの距離に泣きましたが、1400メートルになった2走目は一変の向正面からスパートの差し切りです。園田プリンセスカップでは上がり3ハロン39秒5は1番時計でした。トーコーヴィーナスにどこまで迫れるでしょうか。

前走で2組を逃げ切った▲7 ジンアトランティス（牝、新井隆太厩舎）、3組を勝った☆4 ドットスマイル（牝、薮田辰己厩舎）、3組で1勝の△1 ミキノデイジー（牝、大石省三厩舎）、△9 ハルミン（牝、荒山義則厩舎）などが3着争いの候補です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　5→8（1点）
3連単（フォーメーション）　5→8→7・4・1・9（4点）

兵庫若駒賞の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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