レース展望・予想

2連覇で勇躍JBC挑戦も視野にアウヤンテプイ「道営スプリント」(門別競馬)

2014/10/02

2日(木)の門別競馬メイン第11レースは、地元古馬スプリント王決定戦「第9回道営スプリント(JBC協会協賛スタリオンシリーズ生産者賞・サウスヴィグラス賞)」(H2・門別競馬場1200メートル・20時40分発走予定)、13頭立て。

前年覇者の◎12 アウヤンテプイ(牡5、原孝明厩舎)が、ローテーションその他すべてに万全の態勢で2連覇達成に挑みます。3歳シーズン後半に笠松から転入すると、原師がスプリント適性の高さを見抜いて東海時代の「中距離路線」から方針を転換。集中的に1200メートルから1000メートルの短距離路線で出走を重ねると、みるみる頭角を現して4歳春以降は「道営スプリント王」と言ってもまったく差し支えない実績をどんどん積み重ねてきました。春のスプリント交流重賞・北海道スプリントカップJpnIII(1200メートル)では2年続けて「地方馬最先着」の小差4着に食い込み、スーパースプリントシリーズ(SSS)の"北海道・東北地区トライアル"グランシャリオ門別スプリント(1000メートル)も危なげなく2連覇達成。そして、短距離王に君臨して2年目となるシーズン、地元での総決算となるのが同じく2連覇の懸かるこの「道営スプリント」なのです。今季、原師は当初からスロースタートの計画を立て、5月15日のエトワール賞(H3・1200メートル)から始動。ここまで5戦して2勝、2度の着外(いずれも4着)は前述の北海道スプリントカップとSSSファイナル・習志野きらっとスプリント(船橋1000メートル)という全国トップ級のレースなので、この2度の4着は逆にアウヤンテプイの「強さ」を示したものと言えるでしょう。それらも含めて前走まで5戦のローテーションは「道営スプリント」連覇に向けて師が思い描いた通りの形であり、故障もなく順調にここまでステップを踏んできたアウヤンテプイの連覇・戴冠は「予定調和」と言ってしまっても過言ではないように思われます。

相手筆頭は、人気でも○5 エリモサプライズ(セン7、佐久間雅貴厩舎)。実際、昨年アウヤンテプイを差し切った実績もありますし、道中の流れが速くなる重賞では持ち前の末脚をフルに発揮するシーンを期待できるでしょう。アウヤンテプイが圧倒的人気に支持されるだろうだけに、2連勝式の相手はエリモサプライズ1頭に絞ります。

ただ、3連勝式のヒモ穴は混戦ムード。前走アウヤンテプイの2着に食い込んだ△8 ケイアイクライム(牡7、安田武広厩舎)、同じレースで3着△11 ナリタボルト(セン6、角川秀樹厩舎)、揉まれない大外枠なら巻き返しある△13 ネオリアライズ(セン6、原孝明厩舎)、格下ながら勢い&安定感抜群の△3 プロティアン(牡4、角川秀樹厩舎)、単騎ハナなら侮れない△2 ラブミーブルー(牝3、角川秀樹厩舎)、1200メートルへの距離短縮で復活を期す△10 ドラゴンウィスカー(牡6、若松平厩舎)を押さえます。

<おすすめの買い目>
馬単 12→5(1点)
3連単(フォーメーション) 12→5→8・11・13・3・2・10(6点)

道営スプリントの出走表はこちら

(文/ひだか応援隊)


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