レース展望・予想

ヒカルハピネス実績上位「新冠産駒杯」（金沢競馬）

2014/09/23

9月23日（祝・火）に行われる金沢競馬のメインレースは、第11レースの「新冠産駒杯」（金沢競馬場1400メートル）です。3歳以上B2級以下の新冠産馬のみが出走できる選抜戦で、毎回実績上位馬が有利な傾向があります。

今回のメンバーで一番実績があるのは◎11 ヒカルハピネス（牡4、佐藤茂厩舎）です。安定性に欠ける時期もありましたが、今夏に2連勝を飾るなど調子を上げており、B2級に昇級してもまだ3着は外していません。今回はトップハンデの58キロを背負うことになりますが、大半がC級の格下馬なら先行策は容易で、外め好位から逃げ馬をにらみながらレースを進め、直線抜け出してきそうです。

逆転の可能性があるなら、まだ古馬との力関係がはっきりしていない3歳勢です。中でも○6 アラマサクリスエス（牝3、金田一昌厩舎）は、転入初戦で5着と直線伸びきれませんでしたが、3コーナーから先頭に躍り出て見せ場はありました。中央未勝利でもひとケタ着順は多い方で、コース2走目なら本領発揮もありそうです。

C級馬の中で勢いがあるのは▲9 トップハーレー（セン4、鈴木長次厩舎）です。ここ2走は2番手から追走する積極的なレース運びで、上位着順に踏ん張っています。1400メートル戦は3走前に4コーナー先頭で回って押し切っており、今回はスタートからハナを主張することも考えられます。

もう一頭の3歳馬△2 マイネグリンダ（牝3、金田一昌厩舎）や△4 ニシノラビッシュ（牝4、鈴木長次厩舎）は決め手があるだけに、先行争いが激しくなれば浮上してきそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　11→6・9　6→11（3点）
3連単（フォーメーション）　11・6→11・6・9→11・6・9・2・4（12点）

新冠産駒杯の出走表はこちら

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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