レース展望・予想

安定感でチャームドライフ「北陸新幹線開業C.D.特別」（金沢競馬）

2014/09/28

9月28日（日）に行われる金沢競馬のメインレースは、第10レースの「北陸新幹線開業C.D.特別」（A4組、金沢競馬場1500メートル）です。

中央からの転入馬も加わって力量比較が難解ですが、安定したレース運びを見せている◎10 チャームドライフ（牡7、赤間亨厩舎）を中心視したいです。A3組だった前走は、大逃げを打ったファーストキスにまんまと押し切られましたが、2番手をキープしてそのまま2着に粘り込みました。2走前のイヌワシ賞でも4着に踏ん張っており、相手なりに走れる器用さでまだ大きくは崩れていません。今回も好位から逃げた馬を見ながらレースを進めることができれば、連対圏は死守してくれそうです。

中央からの転入馬では、500万下でも入着がある○2 トレードウィンド（牡4、中川雅之厩舎）が実績上位です。中央では1700メートル以上の距離ばかり使われ、未勝利脱出は芝の2600メートルでした。ダートも4走経験しており、500万下の阪神1800メートル戦で5着に追い上げています。1500メートル戦はやや短い気もしますが、前に行く脚もあるだけに先行策なら流れ込むシーンが見込めます。

▲1 アポロムーン（牝3、高橋俊之厩舎）も2歳新馬勝ちの逸材で、新潟2歳ステークスGIIIでは勝ったハープスターを相手にハナを切るスピードも見せていました。ケガから復帰してからの3歳500万下では凡走続きでしたが、金沢に来れば立ち直るきっかけがつかめそうです。

△4 ポセイドン（牡4、鋤田誠二厩舎）は前回のA3組で出走取消した影響も考慮して評価を下げましたが、前崩れの展開になれば決め手を発揮するシーンがありそうです。

サラブレッド大賞典で人気薄ながら2着に逃げ粘った△9 デューイ（牡3、佐藤茂厩舎）も再び果敢に飛ばして行ければ前残りがありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　10→2・1　2→10・1（4点）
3連単（フォーメーション）　10・2→10・2・1→10・2・1・4・9（12点）

北陸新幹線開業C.D.特別の出走表はこちら

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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