レース展望・予想

実績で優位に立つオヤコダカ中心「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」(門別競馬)

2014/08/26

26日(火)の門別競馬メイン第11レースは、2歳馬三冠競走の2冠目(他の2競走は「栄冠賞(H2)」「北海道2歳優駿JpnIII」)「第8回ブリーダーズゴールドジュニアカップ(ルーラーシップ賞)」(H1・2歳、門別競馬場1800メートル・20時05分発走予定)、14頭立てです。

まだまだ経験の浅い2歳馬が14頭、加えて大半の馬が未経験の1800メートルということで波乱の余地もありそうですが、中心には「2歳三冠」最初の一戦「栄冠賞」(門別1200メートル)で0秒1差の3着に食い込み、続くJRA上級認定「ウィナーズチャレンジ3競走」で距離延長の1700メートルを早め先頭から力強く押し切った◎10 オヤコダカ(牡、原孝明厩舎・父サムライハート)を指名します。気性面などが関係するのか、割と短距離向きに出やすい印象もあるサムライハートの産駒たちですが、このオヤコダカは引っ掛かるような気性ではなく、大跳びのフットワークで息の長い末脚を使える堅実タイプ。スパッと斬れる訳ではないので、瞬発力勝負の流れでは見劣る可能性があるのですが、2歳夏段階での門別1800メートル戦なら、その可能性はまず低そう。長い直線で次々と脱落していく馬が出る中、どれだけ最後まで踏ん張り抜けるかの「消耗戦」になると見込んでよいでしょう。そうした流れを前提にすれば、最も安定感があり、ほぼ確実に上位争いに食い込んできてくれるだろう存在が、このオヤコダカです。

地元ダート2戦2勝の大器○2 エンターザスフィア(牡、田中淳司厩舎・父ヴァーミリアン)は、前走、芝がまったく合わなかったJRA函館2歳ステークスGIIIのシンガリ負けからの巻き返し必至とみます。こちらも大跳びで、過去2戦2勝の1200メートルより適性が高い可能性は十分。先行できるスピードもあり、内枠も苦にしないはず。同じオーナーのインサイドザパークで昨年の東京ダービーを優勝した船橋・左海誠二騎手が駆けつけて騎乗するのも、陣営の期待の大きさの表れでしょう。

▲14 ルコンポゼ(牡、佐藤英明厩舎・父パイロ)は逃げて大勝した新馬戦も含め、地元ダートでの3戦はすべて内枠からの発馬でしたが、まだまだ"若さ"が目につく現状だけに内枠からだと先行せざるを得ず、他馬の格好の目標になってしまう競馬が続いていました。今回初めて外枠を引き、揉まれずスムーズに押し上げて行ければ、強敵にアッと言わせる激走も期待できそうです。

3連勝式のヒモ穴には、末脚強靭な差し馬勢を抜擢。前走この距離を差し切って唯一1800メートルの勝ち鞍がある△4 クラバズーカー(牡、松本隆宏厩舎・父スターキングマン)、前走1700メートルのオープン勝ちが光る△13 フジノサムライ(牡、米川昇厩舎・父スクリーンヒーロー)、中距離に延ばしてから走り一変の良血馬△11 ゲットザグルーブ(牡、村上正和厩舎・父ヴァーミリアン)、フジノサムライと前走大接戦の2着だった△5 クラヴィクトリー(牡、堂山芳則厩舎・父トワイニング)、そして中距離初挑戦ながら息の長い末脚で台頭を狙う△12 ジェットシティ(牝、廣森久雄厩舎・父カネヒキリ)を押さえます。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 10⇔2・14(4点)
3連単(フォーメーション) 10→2・14→2・14・4・13・11・5・12 2・14→10→2・14・4・13・11・5・12(24点)

ブリーダーズゴールドジュニアカップの出走表はこちら

(文/ひだか応援隊)


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