レース展望・予想

東海ダービーの再現なるかケージーキンカメ「MRO金賞」(金沢競馬)

2014/08/05

3歳馬による北陸・東海・近畿地区の交流レース「第58回MRO金賞」(金沢競馬場1700メートル)が、8月5日(火)の金沢競馬メイン第11レースで行われます。

兵庫から3頭、笠松から2頭が参戦してきましたが、何と言っても注目は地元の◎5 ケージーキンカメ(牡、鈴木正也厩舎)です。中央から転入後5連勝して挑んだ名古屋の東海ダービーでしたが、2着以下を6馬身引き離す圧勝劇で、金沢所属馬で初めて中部地区3歳チャンプの称号を手にしました。6連勝の勢いで挑んだ大井のジャパンダートダービーJpnIでしたが、まだJpnIでは通用するレベルではなく11着に敗退。それでもゲートが開いてから先団をうかがうダッシュ力は見せており、今後の成長が楽しみな逸材です。遠征続きだったことからレース間隔を空けて、ここ目標に調整を積んできました。地区交流レベルならスピード上位の存在で、圧倒した東海ダービーの再現が期待されます。

遠征勢では兵庫勢がやや強そうです。中でも○6 トーコーポセイドン(牡、吉行龍穂厩舎)は昨年の兵庫2歳チャンピオンで期待されている逸材です。兵庫ダービーは約半年ぶりの休み明けでしたが3着に逃げ粘っており、前走の古馬とのB級戦でも、出遅れながらも4着まで追い上げてきました。1700メートルまでなら押し切るスピードがあるだけに、発馬を決めて主導権を握っていきそうです。

同じく兵庫の▲1 クリノエビスジン(牡、橋本忠明厩舎)は、中央から兵庫に転入して素質が開花した一頭です。中団から堅実に差してくるタイプで、兵庫ダービーは2着とトーコーポセイドンに先着しており、古馬B級との初対決となった前走もしっかり差し切っています。ケージーキンカメとトーコーポセイドンがスタートから激しくやり合う展開ならチャンスがありそうです。

末脚の切れ味なら地元の△2 ディアブレイズン(牡、高橋俊之厩舎)も負けていません。前走のA3組は距離不足で人気に反しましたが、北日本新聞杯で勝っている1700メートルなら巻き返しは可能です。中央から転入後2連勝中の△9 デューイ(牡、佐藤茂厩舎)も底を見せておらず不気味な存在です。

<おすすめの買い目>
馬単 5→6・1・2・9 6・1→5(6点)
3連単(フォーメーション) 5→6・1・2・9→6・1・2・9 6・1→5→6・1・2・9(18点)

MRO金賞の出走表はこちら

(文/中日スポーツ・瀬川剛司)


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