レース展望・予想

エイシンモルトの巻き返し必至「高砂市制60周年記念特別」（園田競馬）

2014/08/27

27日（水）の園田競馬メイン第10レースに「高砂市制60周年記念特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

デビュー6走目で初めて2着に負けた◎4 エイシンモルト（牝3、橋本忠明厩舎）が巻き返し、出直しの一戦です。向正面一気に1400メートルを4連勝、1700メートルに距離を延ばした前々走は2番手から直線中程で先頭に立って、追走してきた木村健騎手・マジカルドラゴンを3/4馬身抑えました。そして、前走はB1昇級初戦で同じ1700メートル。6頭立ての2番枠を引いて初めて先行策に出ました。6月の1400メートルでは2馬身差をつけて完勝したサウスウインドがマーク。同馬は大柿一真騎手から川原正一騎手に替わって、距離も延びていましたが、何と4コーナーで交わされ、4馬身差をつけられました。しかし、3着ハッピーポケットに2馬身差で2着に踏ん張っています。今回は負けなし1400メートル戦で、本来の好位戦、3コーナー手前から勝負の策で通算6勝目なるでしょうか。

相手も末脚が武器の2頭です。JRA未勝利から転入後、5連勝して2、3着○1 テワヒポウナム（牝4、織田誠厩舎）です。園田初戦（C2）で最後方を進んで2コーナー過ぎからスパートして、2着シルクトワイライトに1馬身半差をつけ快勝しました。1秒程速い重馬場でしたが、上がり3ハロン36秒6には驚きました。その後もB2まで5連勝です。近2走B2、B1を2、3着と敗れていますが、その末脚は健在です。ペース次第ではB1でも十分に差し切りシーンが見られそうです。

▲2 カイミラ（牝3、盛本信春厩舎）も前走B1初戦は折り合いを欠いて8頭立て8着でした。しかし、前々走では今回の手綱・川原騎手で3番手から差し切っています。ここは前述エイシンモルトをマークの策でしょう。

ハナを切る☆6 フェブアクティヴ（セン4、松浦正勝厩舎）がB1に戻ってマイペースの逃げを目指します。堅実△8 ウルフ（牡4、茂崎正善厩舎）、降級△7 キャニオンサクセス（牡5、薮田辰己厩舎）なども連対候補です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　4⇔1・2・6・8・7（10点）
3連単（ボックス）　4・1・2・6（24点）

高砂市制60周年記念特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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