レース展望・予想

特別初勝利なるかイナズマデーア「飛騨牛カップ」（笠松競馬）

2014/07/29

7月29日（火）の笠松競馬メイン第11レースは、「飛騨牛カップ」（C級1b組(イ)、笠松競馬場1400メートル）。

◎1 イナズマデーア（牝4、笹野博司厩舎）は、前開催に行われたC級チャンピオン（1400メートル）で3着に健闘。それまでC級1組（相当）特別に入ると入着一杯という成績でしたが、初めて馬券に絡んでみせました。あまり良績がなかった後方からの競馬で結果を出せたのも収穫といえそう。上位2頭からは離されましたが、その両馬が不在のここは、特別初勝利のチャンス。尾島徹騎手への乗替わりも追い風になりそうです。

○2 ファイアスクリーン（牝5、柳江仁厩舎）は、昨年9月にC級1組・萩特別で2着と、この条件で実績を残しています。そのレースの勝ち馬シャドウフェアリーは、C級1組特別を3連勝し、前走ではA級5組・B級3組混合で2着するなど出世街道を驀進中。この馬は萩特別のあと休養入りし、今年4月の復帰後は6戦1勝、2着2回、4、6、8着各1回と安定感を欠きますが、激しい気性も影響している感じ。スタートと折り合い次第では、勝機も十分でしょう。

▲9 ササノハサラサラ（牝4、藤田正治厩舎）は、目下2連勝中。藤田厩舎への転厩初戦だった前々走（1400メートル）で、持ち時計をいきなり1秒6も更新すると、前走も好時計で押し切っています。2歳時には秋風ジュニア、ジュニアクラウン、園田プリンセスカップで3着などがあった素質馬が転厩をきっかけに復活を果たした様子。一気に相手強化の今回が試金石といえるでしょう。

△8 キョウワアライヴ（牝5、鈴木良文厩舎）は、前走C級2組特選（1400メートル）で9番人気ながら3着と好走。人気を集めていたマイカーニバル、スターサファイアの両馬に直線でも食らいついていましたが、決め手比べに持ち込まれては分が悪かったようです。3走前まではB級で善戦を続けていたことを考えれば、格上位の存在です。

△7 エーシンソーリュー（牡4、伊藤強一厩舎）は、前走C級4組（7月17日・1400メートル）が3着でしたが、体重を増やしてきたことが好感触。先行して揉まれずに追走できれば上位争いに加わってくるかもしれません。同じ前走では決め手を生かして2着の△6 ミスウィスコンシン（牝5、加藤幸保厩舎）も流れ次第では侮れないところです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　1⇔2・9・8・7（8点）
3連単（フォーメーション）　1→2・9・8・7→2・9・8・7・6　2・9・8・7→1→2・9・8・7・6（32点）

飛騨牛カップの出走表はこちら

（文／サイツ）


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