レース展望・予想

ピッチシフターの相手探し「名港盃」(名古屋競馬)

2014/07/21

7月21日(祝・月)の名古屋競馬メイン第10レースは、重賞「第18回名港盃」(名古屋競馬場1900メートル)。

◎9 ピッチシフター(牝4、川西毅厩舎)は、兵庫サマークイーン賞を回避してこちらへまわってきました。4月の東海桜花賞1着、かきつばた記念JpnIIIでは地元勢最先着の4着など、名古屋の現役最強古馬との評判も高まっています。気になるのは昨年6月の東海ダービー(4着)以来となる1900メートル戦という点だけですが、底力で克服してくれるでしょう。ミヤジメーテル、デジタルゴールドと2年連続で牝馬が制しているレースでもあり、今年の主役も牝馬ということになりそうです。

○11 リバルドホープ(牡6、藤ケ崎一男厩舎)は、A級2組・磯ノ木特別(1900メートル)、A級1組・ルビーオープンと、ともにメンバー中最速の上がりで2連勝中です。スタートが上手くないのに加え、テンに置かれる傾向もあるので、追い込み切れないレースを続けていましたが、本格化を感じさせる近況といえます。1900メートルは2走して連対率100%ですが、3走前のA級2組特別(2着)が5頭立てで、磯ノ木特別が7頭立てと少頭数だっただけに、揉まれる展開になるとどうかといったところ。とはいえ、大外11番枠であれば心配無用でしょう。

▲3 マルカベンチャー(牡8、瀬戸口悟厩舎)は、前走ルビーオープン(1600メートル)で2月の転入初戦以来となる連対を果たしました。リバルドホープと同様に後半勝負型ですが、さほど末脚が切れるわけではありません。前走はリバルドホープの直前の位置取りから先に仕掛けて、引き離したものの、ゴール寸前で捕まってクビ差の2着惜敗と見せ場十分の走り。距離延長がプラスに作用した印象もありますが、今回の1900メートルはちょっと長いかもしれません。

△5 ボンドストリート(セン6、角田輝也厩舎)は、近4走が1、1、3、1着と好走続きで、今回は希望投票での参戦。前走のA級2組・くすの木特別の勝ちタイムは、同じ日に同距離で行われたルビーオープンでのリバルドホープよりコンマ1秒遅く、2着マルカベンチャーと同じで、格的な見劣りはありません。昨年の8月には1900メートルのA級1組特別で、同年の名港盃でハナ差2着だったスウィングダンスの2着があるなど、夏も得意といえそう。あとは折り合い次第でしょう。

距離適性では△8 エイシンナナツボシ(牡7、伊藤強一厩舎)に魅力があります。1900メートルでは、JRA1000万下で1着や、昨年2月の梅見月杯2着、同年のこのレース3着など、5戦してすべて3着以内と大得意。距離不足と思われた前走の笠松・サマーカップで3着に食い込むあたり、調子のよさも感じさせます。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔11・3・5(6点)
3連単(フォーメーション) 9→11・3・5→11・3・5・8 11・3・5→9→11・3・5・8(18点)

名港盃の出走表はこちら

(文/サイツ)


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