レース展望・予想

自己条件に戻ってジェイフォース「京都畜産特別」(園田競馬)

2014/07/10

10日(木)の園田競馬メイン第10レースに「京都畜産特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われます。

◎6 ジェイフォース(牡5、新子雅司厩舎)が自己条件に戻って巻き返しのクラです。初の重賞挑戦だった前走は、820メートルの園田FCスプリントでした。スタートを決めて先行争いに加わりましたが、3コーナー手前では4番手で落ち着きました。残り3ハロンを35秒7で駆け抜けましたが、前を行った各馬がバテずに5着です。このA2は前々走で楽勝しています。3カ月余の休み明け2走目でした。園田では初めて経験する1400メートルでしたが、内から好スタートで2番手の内をキープ。道中も内々を進み、直線も逃げるタケマルドンの内を突いて抜けました。2着から5着までハナ、アタマ、クビ差の接戦を尻目に4馬身差をつけました。JRAから転入後にB2・C1、B2、B1・B2の1230メートルを3連勝し、A2昇級初戦は同じ1230メートルのA1混合戦でエーシンサミットの4着でした。スタートの鋭さを見せて、兵庫に転入後は4勝して、4、5着各1回です。

○2 コスモロゼット(牡5、新井隆太厩舎)が降級戦です。A2では2月に1700メートルを逃げ切っています。4走前には4番手から伸びエーシンサルサに半馬身差2着で、前述ジェイフォースには先着しています。デビューした門別ではJRA認定など4勝し、ラストはB3でした。

3戦連続2着で昇級した▲7 アクロマティック(セン4、新子雅司厩舎)が昨年11月以来の通算3勝目を目指します。前走に続いて田中学騎手が手綱を取ります。好位から抜けたミヤトーレルを追ったマリアティアラが捕まえた瞬間に外を強襲して半馬身先着。4コーナー10番手からの追い込みにはびっくりしました。前述2頭が先行タイプだけに末脚が不気味です。

逃げて転入後4走目で初の馬券絡み(3着)を果たした☆4 スターペスジンタ(牡5、大石省三厩舎)、追い込み△1 カンファーネオ(牡7、小牧毅厩舎)、堅実ユキノシーザー(牡4、栗林徹治厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 6・2・7・4・1(20点)
3連単(ボックス) 6・2・7・4(24点)

京都畜産特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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