レース展望・予想

キリシマウイングの押し切りに期待「遠賀川賞」（佐賀競馬）

2014/06/28

28日（土）佐賀競馬メイン第9レースは「遠賀川賞」（オープン（A1A2級）、佐賀競馬場1400メートル）。

◎1 キリシマウイング（牝7、西久保政等厩舎）は、A級特別（S2重賞）では勝利はありませんが、昨年5月の錦江湾特別（1400メートル）でエスワンプリンスに1馬身（コンマ2秒）差2着の実績があります。前開催の水無月賞（6月14日、1400メートル）に出走した馬の多くは、この日の最終レースのA2級に回り、このレースへの出走がありません。A1A2級戦としてはかなり手薄なメンバー構成となっただけに、最内枠を利しての先行押し切りも十分可能な一戦となりました。

○2 オヤビン（牡8、九日俊光厩舎）は、2歳から3歳春にかけて佐賀に在籍し、3歳特別を2勝しています。その後は船橋や兵庫を経て昨年11月に佐賀へ復帰し、4戦目となる前走のA1A2級（6月14日、1400メートル）では、シゲルユズらの先行2頭から離れた3番手を進みました。4コーナーで前との差を詰めると一気に先頭に立って、2着に2馬身半（コンマ5秒）差をつけて勝利しています。佐賀復帰時にA1級に格付けされましたが、復帰後の3戦はいずれもA級のS2重賞で掲示板内を確保しており、このメンバーに入れば力上位の存在といえそうです。

▲5 シゲルユズ（牡5、九日俊光厩舎）は、佐賀転入2戦目となる前走のA1A2級では、逃げを打ちましたが、直後をクリノチョモラーリに追走される展開となりました。直線入口でオヤビンに交わされると、抵抗する余力はありませんでしたが、コンマ9秒差の5着と大きくは離されませんでした。今回も粘りこんでの上位進出を狙いたいところです。

＜おすすめの買い目＞
馬単 　1→2・5　2→1・5（4点）
3連単（フォーメーション）　1・2→1・2・5→1・2・5・4（8点）

遠賀川賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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