レース展望・予想

タガノジンガロの相手探し「アサヒスーパードライカップ」(園田競馬)

2014/06/27

27日(金)の園田競馬メイン第10レースに「アサヒスーパードライカップ」(A1、園田競馬場1400メートル)が行われます。

ダートグレードホースの◎2 タガノジンガロ(牡7、新子雅司厩舎)が、8月19日の佐賀・サマーチャンピオンJpnIIIを目指して負けられない一戦です。前々走の名古屋・かきつばた記念JpnIIIでJRA勢とハナ、クビ差の接戦を制し、兵庫3頭目のダートグレード優勝馬となりました。3コーナーから外々を追い上げ、4コーナーでは逃げていたサイモンロードとは3馬身差の6番手でした。直線に入って残り100メートル標付近で3番手から先頭に立った2番人気ダノンカモンをゴール寸前で捕まえ、1番人気ノーザンリバーの外強襲をハナ差抑えました。そして、前走の浦和・さきたま杯JpnIIは久々の左回りが影響し、内にササって追えませんでした。3コーナー手前から後退、かきつばた記念では先着したノーザンリバーの7着に敗れました。さあ、ダートグレード2勝目を目指して始動、巻き返しです。一線クラスが不在のメンバーにも恵まれました。ポイント別定57キロなら転入初戦と同じように好位抜け出しが濃厚です。

馬券的な興味は2、3着争いに絞られます。○3 キューティガビー(牝8、野田忍厩舎)が復活気配です。この距離の重賞・園田チャレンジカップの前年優勝馬です。最近3走は1230メートルを使って2、5、2着。3走前は逃げたイッツアチャンスにハナ差まで迫っています。前走は3番手から3コーナーで先頭に立ちましたが、ラッキーフラワーにゴール寸前で捕まりました。前述タガノジンガロを目標に直線勝負です。

▲1 プレストンシャトー(牡7、柏原誠路厩舎)がたたき3走目です。園田チャレンジカップ5着後のA1を差し切っています。田中学騎手が乗ってきた10年の兵庫ダービー馬☆4 ハイパーフォルテ(牡7、平松徳彦厩舎)、近況の成績は安定△5 サワノファイン(牡9、上田二郎厩舎)、1年余ぶりも実績馬△9 ドクターラオウ(牡8、新子雅司厩舎)なども連争いに加わります。

<おすすめの買い目>
馬単 2→3・1・4・5・9(5点)
3連単(フォーメーション) 2→3・1・4・5→3・1・4・5(12点)

アサヒスーパードライカップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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