レース展望・予想

地元に戻って巻き返すかポセイドン「あばれ祭特別」（金沢競馬）

2014/06/24

6月24日（火）に行われる金沢競馬2日目のメインレースは、第12レースの「あばれ祭特別」（A3組、金沢競馬場1700メートル）です。

笠松遠征は悔しい結果だった◎9 ポセイドン（牡4、鋤田誠二厩舎）が地元に戻って巻き返しを狙います。前走は笠松で行われたB級交流のAGI競走に挑み、単勝1番人気に支持されましたが、先に抜け出したシャドウフェアリー、マルカリードと捕らえきれず3着でした。敗れはしましたが、36秒台の上がりタイムはメンバー中最速で、もう少し直線が長ければと思わせた内容でした。その後は遠征疲れを考慮してレース間隔が空けられ、減っていた馬体重も回復しているようです。金沢に来てから1700メートル戦は初めてとなりますが、2000メートルのサラブレッド大賞典を勝っていることから問題はなさそうです。

○4 トップオバマ（牡8、中川雅之厩舎）は前回のA4組もクビ差の際どい勝利ながら、3連勝中と勢いに乗っています。昨年大井から戻ってきた当初は苦戦が続いていましたが、今年はクラスが下がった恩恵もあって自信を取り戻しています。パドックでややうるさいのが気になりますが、まだまだ衰えていないことをアピールしているようで元気いっぱいです。1700メートル戦で連対した実績はありませんが、今の状態なら克服は可能です。

▲10 エーシンブラン（牡6、鋤田誠二厩舎）は前回のA3組で期待されましたが、スタートを決めて前に行けず後方で控えるレースとなり、直線伸び切れず7着に敗れてしまいました。今回は下から上がってきた好調馬が加わってメンバー的に厳しくなりましたが、外枠からスムーズに先行できれば巻き返しがありそうです。

3走前にポセイドンの2着だった△6 メジャーダンディー（牡5、中川雅之厩舎）や、前走トップオバマと際どい勝負を演じた△2 ペプチドアメジスト（牝4、宗綱泰彦厩舎）も上位進出のチャンスはあります。

＜おすすめの買い目＞
馬単　9→4・10・6・2（4点）
3連単（フォーメーション）　9→4・10・6・2→4・10・6・2（12点）

あばれ祭特別の出走表はこちら

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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