レース展望・予想

単騎ハナなら昇級＆格上挑戦でも一発秘めるフェアブルーム「ロジユニヴァース賞」（門別競馬）

2014/06/18

18日（水）の門別競馬メイン第12レースは、JBC協会協賛スタリオンシリーズ生産者賞「ロジユニヴァース賞」（C1-2・C2-1組、門別競馬場1800メートル・20時40分発走予定）、11頭立て。

前走マイペースに持ち込んで鮮やかに逃げ切った◎7 フェアブルーム（牝5、松本隆宏厩舎）の2連勝に期待します。ディープインパクトを父に持つ良血の5歳牝馬ですが、気性面に大変むずかしいところがあるようで、ハナに行って後ろから追い掛けられると一生懸命に駆け続けるのですが、ハナに行けず馬群に押し込められたり、途中で他馬に前に出られてしまうと能力を発揮できなくなり、ズルズル下がってしまうという、好走凡走の落差が非常に大きいタイプ。なので、とにかく先手から道中自分のペースで逃げられるかがカギになるのですが、メンバーを見渡すかぎり同型は短距離でハナに行って失速・大敗を続けているサクラモンストールくらい。こちらは今回初距離ということで、他に行く馬がいれば2、3番手で控えることもありそうで、そうなればフェアブルームが労せずハナを取れる可能性は高いはず。前走勝っての昇級初戦、しかも格上挑戦の一戦ですが、前走の1700メートルから今回1800メートルへ延びるのは、1コーナーの入りまでの距離が長くなる＝先行争いが落ち着きやすく、息が入りやすい、ということで大きな加点材料になります。とにかく行けるかどうかだけの馬、行けなければ早々に諦めるしかないのでしょうが、有力馬が差しタイプに偏ったメンバー構成なら、とにかく行っての粘り込みに期待したいです。

フェアブルームがいわゆる「頭あってヒモなし」タイプなので、推奨買い目はズバリ「3連単1着流し」です。松井伸也騎手への乗替わりで好位確保を期待できる○2 エクストラトーン（牡5、小野望厩舎）、ジワジワ調子を上げての転入4戦目▲6 タイセイゴディス（牝4、田中淳司厩舎）、実績上位の△11 カネマサハヤブサ（牡5、佐久間雅貴厩舎）、△8 テレフォトグラフ（牝5、原孝明厩舎）、△3 フジノダイヒット（牡11、角川秀樹厩舎）、△1 ヤマチョウボス（牡4、林和弘厩舎）に流します。

＜おすすめの買い目＞
馬単　7→2・6・11・8・3・1（6点）
3連単（フォーメーション）　7→2・6・11・8・3・1→2・6・11・8・3・1（30点）

ロジユニヴァース賞の出走表はこちら

（文／ひだか応援隊）


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