レース展望・予想

巻き返し期すゴールデンコマンド「白鳥座特別」（名古屋競馬）

2014/06/09

6月9日（月）の名古屋競馬メイン第11レースは、「白鳥座特別」（B級1組、名古屋競馬場1600メートル）。連続開催のため、出走10頭中、前走が名古屋戦だった8頭はすべて中6日の強行軍です。

注目は、前開催のB級1組・ヘラクレス座特別（1600メートル）で4着だった◎4 ゴールデンコマンド（牡6、瀬戸口悟厩舎）。逃げ切り勝ちを収めたアイノタマテバコを牽制しながらの追走で、最後の直線を向いた時点では2番手でしたが、ほどなく脚色が一杯になり、中団で脚を溜めていたブルーアンブロシア、コスモランチャーに差されてしまいました。すでにB級1組特別で勝ち星があったアイノタマテバコの強さは認めざるを得ませんが、流れが向かなかった印象でした。今回はそのアイノタマテバコも不在だけに、巻き返しの期待がかかります。

○6 トミケンウエスト（牡5、田中敏和厩舎）は、ヘラクレス座特別が5着。3走前にはアイノタマテバコを制しハナを奪ったくらいのスピード馬ですが、前走は消極的な競馬になったのが残念でした。先行すれば大崩れが少なく、深見勇也騎手も二度目の騎乗だけに、前進を期待したいところです。

▲10 ブルーアンブロシア（牡6、田中敏和厩舎）は、ヘラクレス座特別では3/4馬身差の惜しい2着。久々に1番人気の支持を集め、昨年10月以来の勝利が期待されたものの、流れが向いても差し切るまでには至りませんでした。確実にひと脚は使えるので、ここでも2、3着候補には欠かせません。

前開催はB級2組・水無月特別（1400メートル）を使われ2着だった△3 マルタカルーキー（牡7、安部弘一厩舎）も善戦タイプなのでおさえておきたいところでしょう。

＜おすすめの買い目＞
馬単　4→6・10　6→4（3点）
3連単（フォーメーション）　4・6→4・6・10→4・6・10・3・5・8（16点）

白鳥座特別の出走表はこちら

（文／サイツ）


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