レース展望・予想

相手に恵まれたトレジャーハンター「シルバーカップ」（ばんえい帯広競馬）

2014/06/08

6月8日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースに、「シルバーカップ」（A1級混合）が行われます。十勝地方は連日の猛暑続きで、ばん馬たちの体調の変化も見られます。当日のパドックの動き、馬体重の増減にも注意が必要です。

◎8 トレジャーハンター（牡7、金田勇厩舎）を本命に推します。近5走は2、4、5、4、4着となかなか勝ち切れないレースが続いていますが、アオノレクサス、オイドン、ニュータカラコマら厳しい対戦相手と敗因もはっきりしています。ただ、勝てないまでも勝ち馬との着差は10秒前後以内と、この馬なりのレースはキッチリしています。今回は前5走の勝ち馬が不在で、ややメンバーに恵まれた感があります。相手が変わると、展開はガラリ一変するのがばんえい競馬。ここは持ち味の先行力と障害力で押し切れそうです。

○5 フジダイビクトリー（牡6、皆川公二厩舎）は前走スタリオンカップでは、勝ったアサヒリュウセイ（牡5、松井浩文厩舎）と同タイムの2着と惜敗しましたが、ゴール前の脚色には余裕が感じられませんでした。先行力と障害力ならトレジャーハンターと差がないほどの巧者ですが、ここは対抗まで。

▲3 アアモンドマツカゼ（牝6、金田勇厩舎）が3番手。派手なレースはできないタイプですが、毎回、先頭集団で競馬している堅実派。660キロの軽量を生かしての前残りは十分ありえます。

△6 コウシュハウンカイ（牡4、大友栄人厩舎）は前走から据え置きの670キロだけに、有利にレースができそう。注意が必要です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　8→5・3・6・7（4点）
3連単（フォーメーション）　8→5→3・6・7（3点）

シルバーカップの出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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