レース展望・予想

昨年夏以来の復帰戦でもスピード断然クリノエリザベス「北斗盃」(門別競馬)

2014/04/23

長い冬休みも終わり、23日(水)からいよいよ開幕するホッカイドウ競馬・門別グランシャリオナイター。11月13日までの計80日間、今季もお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。

さて、開幕日の門別競馬メイン第12レースは、3歳1冠めのスプリント決戦「第38回北斗盃(H2)」(JBC協会協賛スタリオンシリーズ・アルデバラン賞、門別競馬場1200メートル・発走予定20時40分)、12頭立てです。

◎4 クリノエリザベス(牝、角川秀樹厩舎)は昨年の2歳時、まずはデビュー戦(JRA認定フレッシュチャレンジ、1000メートル)でのちのグランダム・ジャパン2歳シーズン女王カクシアジを2馬身突き放して快勝すると、2戦目のオープン特別(JRA上級認定ウィナーズチャレンジ、1200メートル)ではのちに遠征の鎌倉記念(川崎1500メートル)を5馬身差で圧勝するニシノデンジャラスをみるみる引き離して2着に7馬身差の独走。さらに3戦目の牝馬重賞リリーカップ(1000メートル)は、この時期の2歳馬としては破格の時計・59秒2で駆け抜け、4馬身差をつける圧勝。そのスピード能力の高さを鮮烈に印象づけました。その激走が堪えてしまったか、後日骨折が判明し休養に入ったのですが、年明け後に一時、南関東への移籍を模索するなどシーズン初戦から「自分の走り」ができる素地は整っているようです。3月下旬から始まっている能検を見る限り、今の馬場状態は砂も深めで、よりパワーを求められる印象もありますが、前走時484キロの雄大な馬体から繰り出される推進力は、時計だけでなく、仮に力比べの展開になったとしても牡馬にヒケを取るようなレベルでないことはハッキリしています。シーズン初戦、しかも昨年8月以来の長期休養明けという条件下でも、迷うことなく◎に推したいです。

◎と同厩舎のライバルで、◎不在の交流JpnIII・エーデルワイス賞(昨年10月、門別1200メートル)で好位から2着に流れ込んだ○7 ラブミーブルー(牝、角川秀樹厩舎)が当然、実績から対抗評価。ただ近走内容からは万全の態勢とは言えなさそうだけに、冬場の南関東移籍で著しい地力強化を果たしてきた▲8 リシャールサーバー(牝、原孝明厩舎)や、ひと冬越しての体質強化が顕著という△6 シンワシュシュ(牝、安田武広厩舎)、堅実に差し込んでくる△11 ハーブティー(牝、若松平厩舎)らの上位進出も十分でしょう。

<おすすめの買い目>
馬単 4→7・8・6・11(4点)
3連単(フォーメーション) 4→7・8・6・11→7・8・6・11(12点)

北斗盃の出走表はこちら

(文/ひだか応援隊)


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