レース展望・予想

安定感際立つセレブリティトーク「本家・上時国家特別」（金沢競馬）

2014/04/15

4月15日（火）に開催される第2回金沢競馬2日目のメインレースは、第10レースの「本家・上時国家特別」（A3組、金沢競馬場1700メートル）です。

これからの金沢A級を盛り上げてくれる好メンバーがそろいましたが、昨年15戦して3着を外したのは一度だけという抜群の安定度を見せた◎9 セレブリティトーク（牝5、吉井敏雄厩舎）を軸視したいです。冬休み明けだった開幕戦は、ハナに立つ意外な戦法に出ましたが、元中央オープンのキングストリートに直線半ばで交わされるまで先頭をキープして2着に粘り込みました。強敵相手でも崩れなかった走りは自信になったはずで、今回距離が延びても上位争いが期待できます。

○5 ウインデスティニー（牡4、高橋俊之厩舎）は中央から転入初戦で2着と好走した内容から前走も人気になりましたが、先行した2頭を捕らえきれず3着でした。それでも勝負どころの3、4コーナーで見せた外から追い上げた脚色は先頭まで突き抜けるかと思わせる勢いでした。今回も1700メートルで上積みが見込めるだけに、一気の差し切りもありそうです。

▲6 ジョウテングレイス（牝5、高橋道雄厩舎）は連勝こそ飾れませんでしたが、A2組でも快速ぶりを発揮し、2着に踏ん張りました。1700メートル戦は3歳春の北日本新聞杯（4着）以来になりますが、開幕戦から好調ぶりが目に付く今の状態なら克服は可能です。

前走A4組で勝ってリズムを取り戻した△10 イチエイオウジ（牡7、佐藤茂厩舎）や堅実な差し脚のベニバナクィーン（牝5、鈴木長次厩舎）も先行激化の流れになるなら出番はあります。

＜おすすめの買い目＞
馬単　9→5・6・10　5→9（4点）
3連単（フォーメーション）　9・5→9・5・6・10→9・5・6・10・1（18点）

本家・上時国家特別の出走表はこちら

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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