レース展望・予想

六甲盃馬ハルイチバンが負けられない「春風特別」（園田競馬）

2014/04/11

11日（金）の園田競馬メイン第9レースに「春風特別」（A1、園田競馬場1700メートル）が行われます。

六甲盃を逃げ切った◎8 ハルイチバン（牡4、平松徳彦厩舎）が次走の兵庫大賞典で重賞連勝を目指しているだけに負けられない一戦です。3歳三冠レースは菊水賞3着、兵庫チャンピオンシップJpnIIは8着、兵庫ダービー5着でした。古馬混合はB2からスタートしましたが、1走毎に力をつけています。A2を2、1着、A1を3、2着後に2400メートル・六甲盃の逃げ切りです。外からスタートを決めたホクセツサンデーが折り合いをつけてくれたのもラッキーでしたが、上がり3ハロンを38秒7で走られては追走馬はどうしようもなかったと思います。距離短縮ですが、1700メートルは過去8戦6連対（3勝）、3着1回です。大外枠から主導権を奪って一気に突っ走ります。

相手はJRAから転入初戦の2頭です。○3 アルバトン（牡7、田中範雄厩舎）は3月11日と24日と2度の能力検査で仕上げは万全です。新馬勝ちなど平場4勝の1600万クラスで、障害でも1勝しています。太め残りが解消していれば、地力は上位だけに転入初戦での勝利も十分です。▲4 シルクシンフォニー（牝5、山口益巳厩舎）は初勝利が岩田康誠騎手の手綱で逃げ切っているように先行力があるのは園田コース向きです。園田コースを昨年5月の由良川特別（4着）で経験しているのは大きいでしょう。好位をキープして直線でハルイチバンに並べば逆転もあります。

☆6 タガノマツカゼ（セン6、森澤友貴厩舎）が叩き5走目で、前走に続いて川原正一騎手が騎乗します。大型馬だけに1走ごとの上積みは必至です。エリモアラルマに競り勝つなどA1を3勝の実績は侮れません。展開がもつれれば一気シーンの警戒を必要です。絶好調△1 ラッキーフラワー（牝8、茂崎正善厩舎）に木村健騎手が初めて乗ります。1番枠からスタートを決めて逃げると、ハルイチバンを苦しめそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　8・3・4・6・1（20点）
3連単（ボックス）　8・3・4・6（24点）

春風特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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