レース展望・予想

実績断然ラブバレット「スプリングカップ」（水沢競馬）

2014/04/05

いよいよ岩手競馬の新シーズンが開幕。2014年度は4月5日から年明け1月12日まで。そして3月の特別開催を含め全130日の実施となります。今シーズンも岩手競馬をよろしくお願いします。

開幕初日・5日（土）水沢競馬メイン第10レースは毎年恒例の「第39回スプリングカップ」（3歳、水沢競馬場1600メートル）。昨年から重賞へ格上げされ、優勝馬主には坂東牧場の協賛により、種牡馬ビービーガルダンの配合権利が提供されます。

◎4 ラブバレット（牡、菅原勲厩舎）は昨シーズン、岩手で世代最多の6勝をあげ、重賞も3勝。2歳三冠目・金杯では宿敵ライズラインを破り、若駒賞、南部駒賞と連続2着の雪辱を果たしました。若干、体は細い印象ですが、いつもどおり好時計をマークしました。岩手2歳最優秀馬ライズラインが不在（いずれ帰郷予定）なら抜けた実績を誇るラブバレット。好発進を決めたいところでしょう。

○11 リュウノファイト（牡、板垣吉則厩舎）はハイレベルな南関東でデビュー2連勝を飾り、通算3勝。重賞では4戦とも着外でしたが、強豪相手に戦ってきたのは貴重な経験。実戦を使われている強みもあり、転入初戦を白星で飾るか注目が集まります。

▲1 ユナイテッドボス（牡、晴山厚司厩舎）は休み明け初戦を快勝。出遅れを喫しながら直線でシャープな伸びを披露しました。その一戦を叩かれてさらに気配アップ。順調度、良化度を考えれば待望の初タイトル獲得のシーンまで考えられます。

△7 シグラップロード（牡、板垣吉則厩舎）は前走、ユナイテッドボスの強襲に屈しましたが、クビ差の僅差2着。巻き返しに意欲満々です。

△8 ダンストンスリル（牡、畠山信一厩舎）は岩手転入後、3戦3勝。3カ月ぶりの実戦でも怖い存在です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　4→11・1・7　11→4・1（5点）
3連単（フォーメーション）　4・11→1・4・11→1・4・7・8・11（12点）

スプリングカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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