レース展望・予想

軸馬不在もJRA勢の争い「大和川特別」(園田競馬)

2014/02/05

5日(水)の園田競馬メイン第10レースにJRA交流「大和川特別」(JRA500万下・地元A1以下、園田競馬場1400メートル)が行われます。

今年最初の園田でのJRA交流戦(3歳未勝利)は地元グランドアンジェラが優勝しました。このJRA500万クラスとの交流では、昨年11月の千種川特別でクレバーペガサスが11年2月のレッドゾーン以来、実に2年9カ月ぶりに勝っています。

さて、今回のJRA勢には抜けた馬が不在ですが、地元勢3頭では近況から苦戦必至です。主役にはレベルの高い川崎での交流戦で連続3着◎1 サワヤカユウタ(牡6、JRA・藤岡範士厩舎)を軸に置きます。手綱が交流レースに強い川原正一騎手なのも心強いです。初勝利は11年3月の小倉ダート1700メートルで2番手から抜け出しています。500万下では3、4、5着各1回が残っています。川崎2走は昨年7、11月でした。前走11月戦は7月の園田・淀川特別を取消し後で約4カ月ぶりでした。2番枠から内々の好位を進んで直線まで待ちました。直線中程でバラけた時に外に持ち出して伸びましたが、地元2頭の2着にクビ差まで(1着には0.2秒差)の3着でした。1番枠を引いて前走と同じようなレースをすればチャンスは広がります。

相手筆頭は500万下で2着1回○9 サマーハピネス(牝5、JRA・松元茂樹厩舎)です。デビュー3戦目の阪神ダート1200メートルを併走3番手からアタマ差ですが差し切っています。約半年ぶりの昇級初戦は直線の4頭落馬に巻き込まれました(競走中止)。しかし、続くレースでは逃げてクビ差2着でした。その後は2走連続1番人気で逃げて9、4着に敗れました。前走も大敗でしたが、小回りの園田コースで先行力を発揮すれば一気のゴールもありそうです。

芝の新馬勝ち▲8 クラウンフィデリオ(牡6、JRA・天間昭一厩舎)は昇級後の3着3回も芝でした。初の地方、ダート克服がカギになります。

昨年7月の淀川特別以来コース2度目☆5 トロピカルジュエル(牝6、JRA・武宏平厩舎)、川崎条件クラスで2勝してJRAに帰ってきた△2 シゲルカニザ(牡4、JRA・日吉正和厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 1・9・8・5(20点)
3連単(ボックス) 1・9・8・5・2(24点)

大和川特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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