レース展望・予想

地元ユメノアトサキの逃げ切りに期待「のじぎく賞」（園田競馬）

2013/05/16

16日（木）の園田競馬メイン第10レースにGRANDAME-JAPAN3歳シーズン「第51回のじぎく賞」（3歳牝馬定量、園田競馬場1700メートル）が行われます。

GDJ3歳シーズン第6戦の東海クイーンカップを終えてのポイント上位3頭、笠松のエイシンルンディー（28ポイント）、名古屋のウォータープライド（20ポイント）、地元のホクザンルージュ（17ポイント）が出走します。

しかし、ここは菊水賞を逃げ切った地元◎10 ユメノアトサキ（新子雅司厩舎）を狙います。デビューした門別では9戦目でようやく逃げ切って初勝利。この勝利後に兵庫に転入して6戦4勝、2着1回です。2着だった1月の園田クイーンセレクションでは、今回は出走を回避したピッチシフターの上がり3ハロン36秒6の驚異的な末脚に半馬身捕まりました。その後は特別（3歳A・B混合）と前述した菊水賞で逃げ切り、2着馬に4、6馬身差をつけて楽勝しています。マイペースが見込めるメンバー構成で、一気の逃げ切りを期待します。

○8 ウォータープライド（名古屋・塚田隆男厩舎）にはGDJ3歳シーズン対象レースを連勝の勢いがあります。前走の東海クイーンカップはスタートこそひと息でしたが、スタンド前で追い上げ2番手まで進出。3コーナー過ぎから仕掛け4コーナー先頭、久々だったピッチシフターを3馬身抑えています。前々走の福山・若草賞はスタートを決めて3番手をキープ、逃げたホクザンルージュを1馬身捕まえました。初コースですが、スタートが互角なら3連勝のチャンスが広がります。

ポイント争いをリードしている▲6 エイシンルンディー（笠松・伊藤強一厩舎）は勝って総合優勝へ突き進みたいところです。1月の園田クイーンセレクションは初遠征の上にスタートの立ち遅れもあって7着に敗れましたが、雪辱を期します。

ポイント争い3位☆4 ホクザンルージュ（橋本忠男厩舎）は菊水賞こそフケ（発情）のため大敗しましたが、その他は大きく崩れていません。

△1 アロマラベンダー（野田学厩舎）は12月13日以来ですが、転入初戦の前走はこの距離を鋭く差し切っています。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　10・8・6・4・1（20点）
3連単（ボックス）　10・8・6・4・1（60点）

のじぎく賞の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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