レース展望・予想

地元に戻ってピッチシフター「東海クイーンカップ」（名古屋競馬）

2013/05/03

5月3日（祝・金）の名古屋競馬メイン第10レースはグランダム・ジャパン2013「第19回東海クイーンカップ」（3歳牝馬、名古屋競馬場1600メートル）です。

◎11 ピッチシフター（川西毅厩舎）は道営から名古屋に移籍してから笠松のライデンリーダー記念と園田クイーンセレクションを制し、重賞2勝の実績を残しています。前走のJRA阪神・チューリップ賞GIIIでは、さすがに相手が強く14着に敗れましたが、地元コースに戻って今回のメンバーに入れば、巻き返し必至でしょう。ここを目標にして仕上がり具合も悪くありません。

○1 ウォータープライド（塚田隆男厩舎）も実績的には互角です。ゴールドウィング賞を制してから、ライデンリーダー記念では3着でしたが、新春ペガサスカップで優勝、そして前走は福山へ遠征して重賞の若草賞をものにしています。遠征して1800メートル戦で白星を飾ったことは相当の自信になったはずです。地元コースなら、身上の切れ味も増してきそうです。

▲2 ユーセイクインサー（倉地学厩舎）が前走の笠松・新緑賞を制して、調子を上げてきました。ライデンリーダー記念、スプリングカップでの手堅い走りから見ても、能力は上記2頭と遜色はないでしょう。前走で勝ち切れない悩みも払拭しました。スムーズに運んで直線勝負をかけてきます。

△7 ホウライブルー（藤ケ崎一男厩舎）も1戦ごとに力をつけています。2走前にはJRA交流競走で2着に健闘しましたが、前走の特別戦では会心の勝利を収め、勢いがついてきました。メンバーはきつくなりましたが、息が入る流れに持ち込めば上位圏内へ入ってきそうな気配です。

×12 エガオデコタエテ（宮本仁厩舎）は目下4連勝の勢いがあります。いずれも鋭い末脚を披露して白星を飾りました。展開が向けば、穴を開ける可能性があります。

このほか好調をキープしているアイビスティ（瀬戸口悟厩舎）や高知から遠征してきたアラマサシャープ（別府真司厩舎）、金沢のハイパーエンジェル（佐藤茂厩舎）、スピードに自信を持っているナデシコウイン（笹野博司厩舎）も侮れない存在です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　11→1・2・7・12（4点）
3連単（フォーメーション）　11→1・2・7・12→1・2・7・12（12点）

東海クイーンカップの出走表はこちら

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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