レース展望・予想

ガンズオブナバロン対ケージーアメリカン「蛇の目神事特別」(金沢競馬)

2013/03/28

2012年度金沢競馬の最後の開催となる3月28日(木)のメインレースは、第11レースの「蛇の目神事特別」(A2組、金沢競馬場1700メートル)です。

前回このクラスで、激しい叩き合いを繰り広げたガンズオブナバロンとケージーアメリカンが再び相まみえます。

ガンズオブナバロン(牡7、中川雅之厩舎)は昨年終盤の転入初戦こそケージーアメリカンの3着に敗れましたが、前走は3コーナー手前からマッチレースを演じて、直線馬体を併せて外から追いすがるケージーアメリカンを最後まで抜かせない勝負強さを発揮しました。終始内々をキープして経済コースを走った青柳正義騎手の好リードもありましたが、冬を越して仕上がりが増している印象でした。今度は枠順的に外からにらむ展開となりそうですが、再び叩き合いに持ち込めば連勝のチャンスはありそうです。

ケージーアメリカン(牡6、高橋優子厩舎)はガンズオブナバロンを半馬身差とらえることができませんでしたが、ゴールまで追い詰めた脚色は勝ちにも等しい内容でした。冬休みを叩かれた効果で反応が良くなり、並ばせずに一気に交わすことができればリベンジが果たせそうです。

カイカセンゲン(牝5、中川雅之厩舎)は前回のA3組も勝って、福山遠征から4連勝中と勢いに乗っています。自信を付けている今の状態ならさらにクラスが上がっても期待が持てそうです。

(文/中日スポーツ・瀬川剛司)


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