レース展望・予想

白銀争覇2着ケージーアメリカン主役「能登・雪割草まつり特別」（金沢競馬）

2013/03/19

冬休み明け3日目になる3月19日（火）の金沢競馬のメインレースは、第11レースの「能登・雪割草まつり特別」（A2組、金沢競馬場1700メートル）です。

1月に笠松で行われた白銀争覇でも2着と連対を外さなかったケージーアメリカン（牡6、高橋優子厩舎）が主役を務めそうです。後肢に不安がなくなった昨年の後半から本格化し終盤には3連勝して勢いに乗りました。笠松でも勝ったトウショウクエストに続く追い上げを見せて、金沢勢のワンツーフィニッシュを決めました。その後は自厩舎で遠征の疲れを癒し、開幕に備えました。今後は地方交流戦でも活躍が期待できる逸材だけに今季初戦から弾みを付けたいところです。

ガンズオブナバロン（牡7、中川雅之厩舎）は昨年末の転入初戦で、いきなり3着に追い上げる好走を見せました。中央では1800メートル以上の中・長距離戦で良績を残しているだけに、今回の1700メートル戦はやや距離不足に感じますが、冬休みを挟んで仕上がりは増しており、上積みがあっても不思議ではありません。

ヤマチョウサン（牡7、黒木豊厩舎）も昨年終盤にブレイクした1頭です。3走前には直線抜け出したケージーアメリカンに3/4馬身差まで迫る2着と健闘しています。乗り込みが目立っており、冬休み明けでも調子落ちはなさそうです。

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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