レース展望・予想

連覇狙うクラマテングに迫る包囲網「福山大賞典」(福山)

2012/01/02

1月3日(火)のメインは新春恒例の大一番、第10レースの重賞「第47回福山大賞典」(4歳以上選抜、2600メートル)です。

昨年の勝ち馬クラマテング(牡7、江口秀博厩舎)が今年も出走、連覇を狙います。昨春から夏にかけて、一時調子を落とした時期もあったものの、秋にはきっちりと復活を果たし、福山菊花賞連覇を達成しました。交流競走を除く福山の2250メートル以上の長距離重賞は[7-1-0-2]と無類の長距離ランナーであるところはもはや説明不要。7歳となった今年も福山のエースとしての立場を確固たるものにするために、当然今回も負けられないところです。

これに待ったをかける一番手は、昨年3歳重賞4勝のフレアリングマリー(牝4、小嶺英喜厩舎)です。出走権のなかったダービーを除いて、福山三冠の2つを勝利。それもいずれもワンサイドな勝ちっぷりで、同世代を制圧しました。古馬重賞は今回が初出走、加えて未知の距離と越えるべき壁は低くなく、今後の試金石となる一戦ではありますが、ここで結果を出して世代交代を目論見ます。

トライアルの山陽新聞販売賞を勝ったナリタチャレンジ(牡8、那俄性哲也厩舎)も虎視眈々。福山に転入して4戦、クラマテングとの対戦成績では2戦2敗と分が悪いものの、2戦ともに悲観するような内容ではありませんでした。息の長い末脚はこの距離では大きな武器となるのは間違いなさそうで、前がきつい流れになるようであれば、まとめて差し切る場面も十分考えられます。

以下、秘める実力は重賞級のヒルノラディアン(牡7、那俄性哲也厩舎)、距離不問の安定感を誇るストロングジョイス(牝7、鋤田誠二厩舎)、道営オープンの実績光るカゼノコウテイ(牡9、高本友芳厩舎)らも好走圏内でしょう。

(文/土屋真光)


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